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    Categories: HEALTH

ベッドからずっと離れられない場合健康にどのような影響を及ぼす?


毎朝眠い目をこすって、ずっとベッドで眠っていられたらいいのに、と思われたことはありませんか?私達の平均睡眠時間は7時間前後で、人生の約3分の1を睡眠に費やしています。その時間を24時間に変更して毎日ベッドの上で寝転がりながら過ごした場合、健康にどのような悪影響が起こるのでしょうか?

ずっとベッドで寝ている場合どうなる?


写真: syumisyumi.exblog.jp

毎日ベッドの上で寝転がりながら過ごしている場合、まず筋肉を使わなくなるので、筋力の10~15%を1週間で失うことになります。そしてわずか3~5週間で体の筋力の約半分を失ってしまいます。この状態になると、ノートパソコンを持ち上げるのも大変になるでしょう。それだけではなく、お尻や背中、腰に大きな負担がかかるため、その箇所に床ずれ(寝返りや移動をせずに、長期間寝たきりの状態を保つことで、体重に皮膚が圧迫され血流が悪くなり生じる皮膚疾患)ができます。その他にも不安障害や腎臓結石、および肺炎など悪い影響はたくさんあります。point 351 | 1

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写真: www.twgram.me

そして、使わないと減るのは筋肉だけではなく、骨も使わないことで弱体化していき、月に1~2%の骨を失っていきます。何年も寝たままの状態で過ごせば最大で42%、骨の質量が低下し、スカスカの骨になるでしょう。骨は常に部分的に破壊と成長を繰り返し形成されていますが、その成長速度を上回るほどの速さで骨が破壊されていくことで、骨粗鬆症につながる可能性があります。さらに、2日ごとに心拍数が1分に1回ずつ増え、最終的にはとても高くなってしまう可能性があります。そうなると血液量も酸素量も減少し、体がすぐに疲れるようになってしまいます。point 328 | 1

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まとめ


写真: www.twgram.me

以上、毎日ベッドの上で寝転がりながら過ごした場合、健康にどのような悪影響が起こるのか紹介していきましたが、もちろんこれは規則正しい生活や健康的な食事、ゲームに熱中して過ごしていた場合も、ベッドに寝転び続けていれば同じ症状が起こります。毎朝、ベッドにずっと潜り続けられたらどれほど幸せかと想像していましたが、思ったよりも幸せにはなれなさそうです。

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