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「お前の頭さえ良ければ」父親の心ない言葉に目の前で投身自○した少年


最近、日本で話題になっている「毒親」の存在。両親が子どもに過度な期待をしているために、子どもを圧迫させてしまうといったことが少なからず、どの家庭にでもあるのだと思われますが、そんな中、父親の心ない言葉に目の前で投身自○をはかった当時15歳の少年のエピソードが話題となっています。

父親の心ない言葉に身を投げた15歳少年

それはとある家庭で起こった出来事。その日は久々に家族が家に集まる日でした。父親は普段単身赴任で勤務をしているのですが、久しぶりに家に帰宅した父親は「家族の幸せ」というテーマで家族会議を開くことを提案したのです。そこには当時15歳の息子も一緒にいました。

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父親は家族会議をするうち、最後に息子の成績が落ちていることについて言及。父親は息子に「お前の頭さえ良ければ家族全体が幸せなのに」と言い放ったのです。すると、息子はなんと「じゃあ僕さえいなくなれば幸せになるんだね」と最後の言葉を残し、家のベランダから投身自○を図ってしまいました。その際、家族が息子が投身する姿を目撃していたのです。

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以前から家族関係に悩んでいた息子

実はいうと、息子がショックを受けたのは今回の父親の言葉は初めてではなく、どうやら以前から家族関係について悩んでいた模様。息子が通っていた学校で「将来の夢」について「ホームレス」と書いていたことや「家で自由がない」と悩んでいたことが後に明らかになります。父親は普段から息子と娘が勉強をしているのをチェックし、もし学習態度に問題があった場合、母親に当たり散らしていたそうです。

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そのため、息子は日頃から家族に対し不満があり、今回の父親の発言が決定的となり、自らの命を絶ってしまったのです。この事件は2013年に起こった出来事ですが、現在若者の自殺率が高くなっていることから、巷ではこのエピソードが再び話題になっています。もし、家族の問題で1人で解決できないと思った際には、信頼できる人に悩みを打ち明けたり、時には行政に頼ってみるのはいかがでしょうか。

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