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落語家の大失態…NHK『いだてん』の 打ち上げ会場が一瞬で凍り付いたワケ


NHK大河ドラマの史上最低視聴率を記録した『いだてん 〜東京オリムピック噺〜』の打ち上げが先週、都内の一流ホテルで行われました。8月にはまさかの5.

0%という歴代最低視聴率を出したにもかかわらず、会費は過去最高の7000円。役者たちはともかく、一部スタッフからはブーイングも。また最後の最後で、ある人物がスピーチし“打ち上げ禁止用語”を連発し、会場を凍りつかせたとか…

和やかムード一転

日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、激動の半世紀を描いた同ドラマ。主人公は前半が“マラソンの父”金栗四三役の歌舞伎俳優・中村勘九郎さん、後半は1964年の東京五輪招致の陰の立役者で新聞記者の田畑政治を阿部サダヲさんが演じています。

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東洋経済オンライン

脚本は2013年の朝ドラ『あまちゃん』を手掛けた宮藤官九郎さん。主役級の役者を脇に並べる盤石の布陣で臨んだものの「近現代の大河は伸びない」のジンクス通り、視聴率は低迷し、8月25日放送の第32話では、大河史上最低の5.point 168 |

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0%を記録してしまいました。それでも打ち上げは大盛況で、大河の打ち上げ史上最多となる約600人が集合。本紙客員編集長のビートたけしさんや役所広司さん、大竹しのぶさん、薬師丸ひろ子さん、斎藤工さん、松坂桃李さんら豪華俳優陣は軒並み出席したのです。point 122 | 1

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乾杯の音頭を取ったのはたけしさん。次いでマイクを握った宮藤さんは「『いだてん』をやっている間、よくジョギングをしていたのですが、走っていると、一般の人から『視聴率悪いから、宮藤さんも(ドラマに)出るんですか?』と言われました」と自虐ギャグをカマし、会場を笑わせていました。終始和やかムードで、桐谷健太さんはアカペラで自身の曲『海の声』を熱唱し、盛り上げていたそうです。point 241 | 1

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これを切り裂いたのが、古今亭志ん生役のたけしさんに落語指導した古今亭菊之丞さんです。マイクを持つや「僕は役者としてNHKの『64(ロクヨン)』に出ましたが、このドラマの主演はピエール瀧さん。いまでは再放送もできません(笑)」とブッこみ、会場は凍りつき静まり返ったとか。『いだてん』にマラソン足袋を作り続けた黒坂辛作役で出演していた瀧さんは、3月に薬物事件を起こし逮捕されました。それを受け、同役は三宅弘城さんに代わり、撮り直しを余儀なくされたのです。いわば“黒歴史”なのです。しかも菊之丞さんは懲りずに「別のNHKの番組でも、TOKIOの山口達也さんと一緒になった」と追撃。空間がねじれるほどの“だだスベり”だったという。山口さんをめぐっては昨年、わいせつ事件の影響でNHKの番組が終了した経緯があります。落語家とはいえ、さすがに2つも“禁止用語”をブッ放してはシャレになりません。point 449 | 1

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さらに別の“事件”も起きていたのです。都内の一流ホテルで行われた打ち上げの会費は7000円。民放キー局ならば、当然、局持ち縄っけですが、受信料で成り立つNHKは、参加者から均等に徴収します。俳優陣はともかく、スタッフにとっては決して安くはない金額なのです。「年々会費は値上がりしているが、今年はついに7000円になった。約600人なら、単純計算で420万円。そんなにかかるもの?料理も普通だったし…」そうグチをこぼすのは、ドラマスタッフの一人。加えて2次会の会費も5000円。俳優やプロダクションの社員ならば、経費で落とせるのでしょうけど、NHKのスタッフはそうはいかないのです。point 344 | 1

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ついラン

値段相応の終幕?

会費等のこの手の話にありがちな、打ち上げ幹事による“着服疑惑”を指摘する者もいたそうです。1日に撮影が終了した同ドラマの最終回は12月8日です。凍りついてしまった会場の空気とは裏腹に、高額打ち上げに見合った数字でフィニッシュできるのでしょうか。

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