海外での渡航の際に、禁止薬物を持ち込み、税関で摘発されるといった光景はテレビでよく目にするかと思います。中には驚きの方法で薬物を持ち込もうとする方もいるのですが、そんな中、なんと自身のカツラにコカインを隠し、持ち込もうとした男が速攻摘発され、話題となっています。
カツラにコカインを隠した男が話題に!
それはスペインでの出来事。60代のコロンビア人男性が、スペインの空港でカツラにコカイン約500gを隠し持ち込もうとしたことで税関で摘発されました。65歳であるこちらの男性は先月末、スペインのバルセロナ=エル・プラット空港にて約500gを自身の部分カツラに隠していたこと大きなニュースとなりました。コロンビアの首都であるボゴタから出発し、バルセロナに到着した男性は極度の緊張のあまりか速攻バレてしまった模様です。上の写真を見ても分かる通り、カツラが明らかに不自然であるため怪しさ満点です。
当時、警察はその怪しさ満点のカツラを取れと要求。頭にくっついている袋入りコカインを発見しました。警察関係者いわく「身分を確認する途中で、帽子の下にカツラをつけていることに気づいた」「明らかにおかしいそのカツラは、搬入禁止物品を隠していると確信した」と話しています。
ありえない方法で薬物を持ち込む客が急増中!
スペインでは最近、コロンビアなどから奇想天外な方法で麻薬などの禁止物品を持ち込む客が多いようで、税関でも頭を痛めている模様。薬物を持ち込む客のほとんどが少量の薬物を持ち込むケースがほとんどで、空港入国の際に摘発される場合が多いようです。中には驚きの方法で薬物を持ち込む客もおり、以前には腹部に麻薬の入った袋を括り付けて税関を通過しようとした男性が摘発。その際になんと、麻薬でいっぱいになったコンドーム35個を飲み込み、持ち込もうとしたことが明らかになり、驚きの声が相次ぎました。
特に、カツラにコカインを隠し入れて持ち込もうとする客は日常茶飯事のようで、税関でも目を見張っているようです。スペインはコカイン消費国のうち、世界で6番目と高い比重を占めているだけに、持ち込む側もかなり巧妙な手口を考えるようですが、さすがにカツラの中に隠すというのはバレバレのようですね。