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「心臓止まっちゃっているけどビックリしないでね」我が子抱っこできぬまま母親が帰らぬ人へ…遺族は病院提訴!


手術がスムーズに行えなくなった時、人工的に陣痛を強める「陣痛促進剤」が使用されます。

それは厳重なチェックのもとに使われ、安全にコントロールして、赤ちゃんと母親の命を救うことにつながります。

しかし…

 

生まれたばかりの我が子を笑顔で見つめてる川島美沙(当時29)さん。

fnn.jp
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この写真が撮影された数時間後に、美沙さんは29歳という若さで帰らぬ人となりました。

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この日、神奈川県の産婦人科で“陣痛促進剤”を使用して出産した美沙さんが出血多量の末、亡くなったことが報道されました。

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美沙さんの妹:「最初に抱っこしたかったはずなのに、抱っこできないまま…」

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美沙さんの夫:「向こうから『心臓止まっちゃっているけど、びっくりしないでね』と簡単な口調で言っていたのが、今でも鮮明に残ってました。」

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美沙さんの遺族は「陣痛促進剤が適切に投与されなかったこと」と、「止血などの処置が適切に行われなかったこと」で、病院側に対して約1億4200万円の損害賠償を求めました。

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中林医師によると、「(投与量が多くなり)陣痛が強くなりすぎると、今度は子宮が破裂するという子宮破裂といったリスクも出てきますので、そうならないように注意をしながら見ていきます」と話しました。

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一般的に考えて、陣痛促進剤の使用量が多い場合、子宮が破裂してしまい、出血する恐れがあると言います。

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しかし、当時提出された訴状によると、病院側からの事故調査報告書では、美沙さんは「別の要因で死亡した」とされているようです。

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病院側は、「状況が入ってきておらず、現時点でコメントは差し控えます」と回答しています。

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実は、陣痛促進剤の使用に関して、日本産科婦人科学会から厳しいルールが決められています。

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・まずこのケースは使用が適切かどうか確認する。

・そのうえで、本人の文書による同意を得る。

・分娩監視装置で、陣痛の強さ、胎児の心拍数などを連続的にモニターする。

・基準量の範囲内で使用する。

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だが、日本医療機能評価機構によると、「脳性まひ」で補償対象となった赤ちゃんの817件の中、陣痛促進剤として使われている「オキシトシン」という薬が使用された例が185件もありました。

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そのうちの57%にあたる105件に関しては、基準よりも多くの分量を投与されていたことが分かりました。

また、2割以上は連続的にモニターされていないなどで、ルールが守られていないケースがあるのが現実のようです。

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中林医師はこのように指摘しています。

「使用量を守り、母子の状態をしっかりと監視して使えば決して危険なものではない。使用のリスクも含め医師と話し合うことが重要だ」

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ネットでは…

「本当だとしたら信じられない台詞。許されるべきではない。」

「医者は神様ではない。けど、「心臓が止まってるけどビックリしないでね?」って発言した医者は何様のつもりで、家族に発したのだろう…」

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「うちの最初の子供の時も、いきなり分娩室に呼ばれて促進剤つかうのでリスク説明もなしに同意書にサインしろと言われて、説明を求めたが半ば脅迫気味に「このままだと大変な事になりますよ️」と言われ、サインしました。無事何事もなく産まれたけど、あんな場面見せられて脅迫されたら、冷静な判断は出来ずに説明なしでサインするしかなくなる。もう少しなんとかならないものか。人の命がかかってるのだから。」

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引用:fnn.jp

 

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