175rは、北九州小倉で1998年に結成され、アルバムとシングルをインディーズでリリースした後に、ハッピーライフというシングルで2003年の1月にメジャーデビューしたロックバンドです。ハッピーライフと、2003年の4月にリリースした空に唄えばというセカンドシングルは、どちらもCD売り上げランキングで初登場1位という人気で、その年は紅白歌合戦にも出場を果たしました。
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175rは、2011年に活動を休止していたのですが、バンド活動を6年ぶりに再開させています。結成してから12年もの間、バンド活動を休むことなく継続していった中で、それぞれのメンバーが成長していき方向性が異なっていく中、考え抜いて活動休止を決意しました。
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ボーカルのSHOGOはイギリスに1人で留学し、日本に帰国した後も、CDをソロアーティストとしてリリースしたり、舞台や、映画に出演したりなどタレントとして様々な活動を展開し、SHOGO以外のメンバーも新しいユニットを組んだり、プロデュース業や、ライブサポートなど活動の幅を広げていました。
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そのような状況の中で、活動を休止させてから5年という年月が経過した頃、インディーズの時代から175rをサポートしていた友人やスタッフが亡くなるという悲しい出来事が続く中で、デビューするきっかけを与えてくれたスタッフのお別れ会でメンバー4人が久しぶりに再会したことや、昔からの友人に175rの20周年は活動を再開させた形で祝ってほしいという意向をきっかけに活動を再開させる運びとなりました。
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そして、2017年の4月5日に、7年ぶりに、GET UP YOUTH!というアルバムをリリースしました。しかし、活動再開を果たしたばかり中、ギターリストのKAZYAが2017年の4月15日に行われるワンマンライブに出演するのを最後に脱退するという衝撃的な発表がされました。ギターリストのKAZYAが175rから脱退したのは、175rの活動を休止させていた期間中に九州に拠点を移して行っていた活動との両立が困難だからということが理由とされています。
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現在は福岡県内にある活動を休止しているときから、お世話になっている建築デザイン会社で働いているとのことです。今後、175rは、新しいメンバーを改めて募集するということはないことが予測されているため、しばらくは現在残っているメンバーで活動していくことになりそうですが、何かのきっかけでKAZYAが175rに再び戻ってくる可能性もゼロではありません。ファンの方はKAZYAの復帰を心待ちにしている声が多いです。