コロナの陽性の確定を受けた妻をベランダから突き落とした夫のニュースが、世間に衝撃を与えていました。 彼は妻からコロナを移されることを恐れ、ベランダから落とすという、このような犯行をしたと明らかにしました。
2020年6月28日（現地時間）、オンラインメディア「バスティーレ」はエジプトのある夫婦のことを報道しました。
ある男性がコロナにかかった妻を、５階のベランダの下に押し落とした事件を伝えたのでした。隣人らの証言によると、夫婦らは普段からとても仲が悪く、喧嘩することが多かったとのことです。
最近、妻との離婚を決心していた男性は、妻が３度のコロナ検査でいずれも陽性反応を見せ、確定判定を受けると、奥さんに家を出てほしいと言ったのでした。
しかし、妻はコロナが完治するまでは家を出ることができないと主張し、夫の要求を黙殺してきたのでした。
事件が発生した日も、妻が家にいる問題で大きな口論があったとのことです。警察の調べに対し、夫は「一緒に家にいたが、私もコロナにかかることを恐れて、妻をベランダから押してしまった」と証言しました。
５階のベランダから道路脇に落ちた彼女は、住民の通報で直ちに病院に運ばれ、幸い命に別状はないとのことです。
しかし、５階の高さから落ち、脳や脊椎をひどく損傷し、まだ意識不明の状態が続いてるとのこと。 この事件とともにコロナの事態が長期化するにつれ、ストレスとうつ病に苦しむ人々が増え、夫婦喧嘩と離婚率も増加したという研究結果も再証明されています。
日本でも、新型コロナウイルス蔓延による外出自粛で、夫婦が離婚を考えたり、実際に離婚してしまったりする「コロナ離婚」が増えていました。
その主な原因としては、夫婦や家族で家に居る時間が増えたり、経済面に影響が出ることで、喧嘩や家庭内暴力等が発生しやすくなるといったことが考えられているようです。
あなたが同じ立場に立った時、どのような対応を取りますか？新型コロナ、まだまだ感染者が出ている状況。みなさんも十分に注意してください。