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自分でも作れるの?ドライフラワーの基本的な作り方


アンティークのような、ニュアンスのある色合いが魅力のドライフラワー。ナチュラルインテリアのお部屋や、おしゃれなお花屋さんでよく見かけます。ドライフラワーのブーケやリースも素敵ですね。そんなドライフラワーを自分できれいに作ることはできるのでしょうか。作り方を知らずに適当に吊るしておいたら、くしゃくしゃにしなびてしまったという経験のある人もいるかもしれません。売っているブーケのように、上手に作るのは難しいと思っている人も多いでしょう。ドライフラワーをきれいに作るには、いくつかの基本のポイントを知っておくことが必要です。このポイントと、基本になる作り方を押さえておくと、美しい色と綺麗な形を保ちながらドライフラワーを作ることが、ぐっと簡単になります。


写真:www.rd.com

ドライフラワー作りの重要な基本は、花の選び方です。ドライフラワーには、向いている花の種類と、そうでない種類があります。向いているのは、茎が細くて花に含まれている水分が少ないもの。ラベンダーやスターチスなどが代表的です。ドライのラベンダーの花束やポプリはよく売られていますね。また、白い小花がかわいいカスミソウ、黄色い小花が華やかなミモザも作りやすい花です。

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写真:honeybrides.com

バラもドライフラワー作りには好まれています。身近で手に入りやすいのに加え、深みのある色が出せるのも魅力のひとつです。大輪のバラよりも、やや小さめのスプレーバラがより適しています。梅雨時のイメージがあるアジサイも、種類によってはよく使われる花のひとつです。日本のアジサイより、花の水分が少ないアナベルという西洋アジサイがおすすめです。葉物のドライフラワーなら、ユーカリがいちばん良いでしょう。防虫・抗菌効果があるため失敗が少なく、機能の面からも期待できます。point 302 | 1

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写真:gardencollage.com

向いていないのは、茎が太く花が肉厚で、水分を多く含んでいる種類の花です。チューリップやカラーなどは、ドライフラワー作りには向きません。また、向いている花でも、飾っているうちに古くなったり、しなびてしまったものを使うと、きれいな出来上がりにはなりません。上手に作りたいなら、生花としてはあまり楽しまずに、なるべく良い状態のものを使うのがポイントです。

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写真:www.point 63 | realflowers.point 75 | co.point 78 | uk
ドライフラワーを作るには、吊るす、花瓶に入れたまま乾燥させる、シリカゲルと一緒に保存する、グリセリン溶液を使うなど、いくつかの方法があります。いちばんの基本は吊るす方法ですので、まずはそこを押さえておきましょう。ドライフラワーにしたい花を1本ずつ、あるいは束ねて逆さまに吊るすのが基本の作り方です。束ねて作るときは、輪ゴムで1本1本をしっかり輪に通してとめるのがポイント。乾燥するうちに花の茎は細くなっていきますので、まとめて束ねただけだと、バラバラに落ちてきてしまいます。作っている時もおしゃれに見えるようにするなら、麻紐を使うとナチュラル感が出せます。輪ゴムを隠すように上から麻紐を回して束ねると、雰囲気がぐっとよくなります。point 395 | 1

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写真:de.weddbook.com

吊るす場所は、乾燥して風通しがよく、直射日光が当たらない場所が最適です。また、ドライフラワーは衝撃に弱いため、生活する上で人の手や頭が当たりにくいところを選ぶのも大事です。低い場所やドアの近くなどを避け、子供の手の届かないところに吊るすようにしましょう。また作る時期も重要で、最も適しているのは秋冬の乾燥した気候の時期です。梅雨時はいちばん向いておらず、状態によってはカビの原因にもなってしまいますので、できるだけ適した気候のときに作りましょう。通常の時期なら、1~2週間程度で水分が抜けて乾燥し、ドライフラワーが完成します。完成したドライフラワーは、吊るしたままでもインテリアになりますし、ブーケのように調えてリボンをかけても素敵です。基本の作り方と注意するポイントを押さえておくと、出来上がりの成功率が格段にアップします。point 437 | 1

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