女性は生理が来ることで日常生活に支障をきたすことも少なくないことでしょう。中には会社で生理休暇を使う方もいらっしゃると思うのですが、そんな中、とある会社で生理休暇を使おうとした社員に「ある要求」をした上司がヤバいと話題になっているようです。
生理休暇を使いたいと会社にお願いするも…?
それは韓国での出来事。とあるコールセンターに勤務する女性社員が、朝から続くひどい生理痛のせいで会社に生理休暇を申請しました。すると上司はありえない要求を女性にすることに。それは「ナプキンを写真に撮って送るように」といったもの。ここでいうナプキンというのは使用済みのものをさします。
やはり会社としても人手が足りないのか、生理中であることを証明するものを確認したいのかもしれませんが、言われてしまった女性の立場を考えると、やはり会社側の要求が理解に苦しみますね。上司が男性なのか、それとも生理痛をさほど経験していない女性なのかは不明ですが、女性は結局、この日は鎮痛剤を飲んで出勤したとのこと。
「ナプキンの写真の提出を求めるのは人権侵害」と訴える
これには女性も納得がいかず、韓国の女性人権に対するケースを取り扱う機関に相談。「生理休暇を取りたい労働者に対し、証明が必要と要求する方がおかしい」「これは立派な人権侵害」と訴えかけました。韓国も残念ながらいわゆる「ブラック企業」が少なくなく、このような不当な要求をしてくる会社もあるのでしょう。
どうすれば経血のついたナプキンの写真を第三者に送れるのか、言われる立場になって考えてみたら分かるものだと思いますが、このような女性として当然の権利を抑圧する会社が存在するというのは本当に残念ですね。
まとめ
このように、表向きでは有給休暇、また生理休暇があったとしても、何かと理由をつけては取得させない会社がいまだ存在するというのは本当にあってはならないことなのですが、その方法として使用済みナプキンの写真を提出させるというのは、人間として本当に正しいことなのか、と会社側も考えてみれば分かるはずですが…







