不慮の事故で配偶者を亡くすというのは残された側にとっても大きな傷になります。最近になり、交通事故で妻を亡くした夫が自ら事故現場で野宿を始めたエピソードが「切ない」と話題になっています。
交通事故で妻を亡くした夫が事故現場で野宿を始める
それはタイの出来事。バンコクで不慮の事故に遭ってしまった妻との突然の別れを受け入れられず、事故現場で野宿を始めた男性のエピソードが話題になっています。どうやら妻は2ヶ月前にバスに轢かれてしまい、この世を去ったとのこと。
バス会社は事故に対する責任を取るどころか、謝罪もなく葬儀費用も出してくれなかったとのことですが、「妻が恋しくて仕方ない」と、事故現場に寝床を用意しては妻の写真を飾り、寝て過ごしているとのこと。
「誰かが私のことを踏めば妻に会えるのではないか」と語る男性
妻が目の前からいなくなってしまった現在、男性はこの世に未練がない様子のようで「誰かが通り過ぎれば僕のことを踏みつけるのではないか」「そうしたら妻に会える」と話しています。これを察した通行人は踏みつけるどころか通報するということもなく、ただただ胸を痛めているとのことですが…
これには現地でも警察や関連当局のサポートが必要なのではないか?といった声が大きいですが、愛する人が突然この世からいなくなってしまったら受け入れられる人の方が稀なことでしょう。まだ亡くなって間もないということもあり、そんな男性に同情してしまう方が大半ではないでしょうか。
まとめ
このように、交通事故で突然妻を亡くしてしまった男性のエピソードには誰もが「切ない…」と心を痛めているようですが、そのショックの大きさはじゅうぶん理解できるものの、どうか「この世からいなくなっても構わない」といった考えはしないでほしいな、と思えてなりませんね。