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一目惚れ結婚した夫が結婚”22年目”に妻の前で命を絶ち発見された「日記帳」の内容


夫の日記帳

 

一目惚れから始まりゴールインし幸せな日々を過ごしたが、最終的には夫の自殺により悲劇的な結末を迎えた夫の日記帳が公開され話題となっています

 

要約すると、夫は妻に一目惚れをして結婚をしたが、妻の体形が一目ぼれした時とは変化し、太ってしまい顔も見たくなくなり、結局妻は病気にかかって死亡しました

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そして、夫はそんな妻に申し訳ないと思い自殺を決心しました

 

夫の日記帳 全文です

 

2001 結婚して17年目

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3,4回と見合いし、最後に一度だけ会ってみるようにと家族の勧めもあり、5回目の出会いで現れた、今の妻。

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ストレートヘアで横分けをして綺麗に髪を束ね、僕を見て笑ってくれた妻に一目ぼれし結婚までした。

そのように互いに愛しながら、1.2年が過ぎ、3人の子供に恵まれるも次第に喧嘩する回数も多くなり、17年目となった。

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退勤し帰ってきてみると、妻は子供たちが食べ残したかすを床に座って手で食べながら、お帰りなさいと声をかけた。

 

片膝を立ててスンデをつまんで食べる、妻のあんな姿はもうこりごりだ。

 

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私は腹の中でとても醜いと思い、返事もせず部屋に入り息苦しいネクタイを外してベッドに横になった。

 

少し開いたドアの隙間から、妻がパクパク食べ残しを食べながら私の姿をチラチラ見て、トッポッキがついた手のまま部屋に入ってくると、会社で何があったのかと尋ねた。

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「家で家事だけしているあなたに言ったって何が分かるんだよ!一人でいたいからちょっと出て行って、臭いがする」

 

私の顔色を伺う妻の表情を見るのが嫌になり、妻を押しのけドアをわざと大きく開け、「バンッ!」という音がするほど強く閉めた。

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ドアの音が大きく聞こえると、子供たちが部屋から出てきて妻に何があったのかと尋ねる。

 

何もないから部屋に戻って本でも見るよう妻が言うと、二番目の娘が妻に叱るように言った。

 

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「お母さん、それ片付けて。また全部食べて、座って!だからお腹の肉がこうやって出るんでしょ。私の友達のお母さんたちを見てよ、お母さんみたいにしている人いる?皆若い女性のようにお洒落な格好をしているのに、お母さんは何それ!」

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妻がきまり悪い時する特有のオーバーな笑い声が聞こえてくる。

 

子供たちはまた、むかついたように、理解できない不満を言いながら部屋の中に入り、妻は食べ残しをようやく片付ける袋の音がする。

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イライラする、もう…妻がするすべての行動に、妻が出す音に、妻が出す「フー」とい言葉に、妻自身にうんざりし、何を言っても息苦しくて言葉が通じない。

 

2002年結婚して18年目…

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会社の同僚と酒を飲むのももう飽き飽きして、繰り返される毎日に楽しくない日常…

 

2002年は、私の人生の退屈さを無くしてくれる2002年ワールドカップというものがやってきた。

 

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ワールドカップの雰囲気とともに、会社でも韓国の試合がある日は早く退勤したり、皆精神的に乱れた状態で、あえてそれを制止しようとする人もいなかった。

 

帰る途中、家に帰りながらチキン屋が見える。

 

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そうだ、久しぶりに早く家に帰るから、子供たちの好きなチキンでも買って家でサッカーでも見よう。

 

サッカーの試合が開始するちょうど10分前に合わせて家に到着した。

 

私よりもチキンに喜んだ子供たちは、私が家に入るとすぐにチキンの袋を私の手から抜き取り、リビングのTVの前に待機し、部屋にいる妻に叫ぶ。

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「ママ!サッカーが始まるときになったら呼んでって。もう始まるよ、早く来て!」

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次男が妻を呼ぶとすぐ、妻は真っ赤なTシャツを着て、興奮した表情でリビングに出てくる。

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サッカーに関心なかった妻があんなTシャツを着て出てきたら笑ってしまうではないか。

 

「なんだよ、どこかに行って応援するわけでもないのに、大げさな.. 」

 

私イライラしているのを知っているのか知らないのか、妻は近所で4000ウォン(約400円)でTシャツを買ったと興奮した声で盛り上がっている。

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私の腕を掴んであれこれ説明する妻にいら立って、腕を振り払ってTVの前に座った。

 

私が買ってきたチキンをおいしく食べる子供たち..普段チキンとか好きでもない妻もチキンの首の肉をかじっていた。

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チキンを食べる妻の前歯がウサギのように大きく見えて、見るのも嫌だ。

 

さらに、チキンを食べている途中にチキンのカスを床に落としてしまった。

 

どうしてあんなに醜いことばかり選んでするのだろうか…油が付いた床をティッシュで拭いている妻の後ろ姿…

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腹のぜい肉はもうなくなるはずもなく、横にも肉が突き出て、南山ほどのお尻に…もうどこにも良い所を見つけてあげられない。

 

試合中、惜しくもゴールが入らなかったりプレーがうまくいかない度に、妻に訳もなくイライラし、水持ってこい、ビール持ってこいとわざと頼んだ。

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今やれと言うと、何でもやる妻の子供のような姿までも間抜けに見える。

 

2003年結婚して19年目

 

結局駄目だと思い、妻に別室にしようと言い現在では別室で生活している。

 

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この生活がとても良い。

 

妻と頻繁に会わないこともあり、以前のように妻がご飯と掃除などの家事はやっている。

 

なぜもっと早くこう考えなかったのか、もっと早くこうするべきだったという後悔もあるが。

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たまに2人で夕食を食べる時、妻は私の顔色をチラチラ見ながら、また一緒の部屋にしないかと聞くが、無視して終わりだ。

 

食卓が割れてしまうほど強く箸とスプーンを置いて妻を睨むと、妻はもう何も言わず再びご飯を食べ始める。

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もう私にとって妻は家政婦、それ以上でもそれ以下でもない。

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月に一度給料を払うように、生活費をあげれば子育てをし、家事をしてくれる実力のある太った家政婦。

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ある日、どういう風の吹き回しか、この女房が夜に運動をするというのだ。

 

306号のおばさんと近所の小学校の運動場に行って、1日に縄跳び500回する と私に話していた。

 

するのかしないのか無視すればよいのだが、私は妻をまた怒らせたいと思った。

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306号って、あの細いおばさん?よりによって運動をしても比較されるような、そのようなおばさんとやるのか、するなら一人でできるだけ見えない場所で走ってこい!

 

運動をすると言えば、私に褒められることを密かに望んていたようで、私の言葉を聞いた妻は気恥ずかしい表情で何も言わずに部屋に戻った。

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その妻が運動を始めて一週間で運動をやめた。

 

「ほら、まともにできもしないくせに、あんなに運動すると大騒ぎしたくせに」

 

「あなた、私変なの…縄跳びをしたら頻繁に尿が少しずつ出て、下っ腹がとても痛くて」

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「そうだ、運動も生まれつき才能がある人がするんだ、ただ自分なりに遊ぶのが一番良い んだよ」

 

その日以来、妻は暇さえあれば全身をもみながら疲れるという言葉をよくした。

 

ある日、子供たちにマッサージを頼むも拒否され部屋から追い出されたのか、私の部屋にそっと入ってきて、「体がだるくて我慢できない」と言ってマッサージを頼んできた。

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私は声をあげて追い出そうとしたが、良い考えが思いつき快くマッサージを引き受けた。

 

パンパンパン!手に力を入れ、死に物狂いで背中や肩を叩いた。

 

妻は10秒も経たないうちに「あなたのマッサージは強すぎて合わないみたい」と出て行ってしまった。

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もう二度と私に頼んでこないだろう…

 

これから面倒なことを先に1つ取り除くことができたからとても気分が良い。

 

私はベッドにうつ伏せになって腹を抱えて笑った。

 

2004 結婚して20年目

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妻の下腹部の痛みがどうしても治らなかったので、結局病院に検査を受けに行く、私に病院に連れて行ってほしいと言う。

 

インターネットで病院の位置を調べると、会社を通り過ぎて行かなければならなかったので、会社まで妻を乗せて、会社の前で下ろしタクシーに乗って一人で行くよう言った。

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とても苦しいから病院まで送ってほしいという妻を車から引きずりおろしたら、朝から大汗をかいてしまった。

 

もしかして会社の同僚たちが妻を見てるのではないかと思い、車を止めてからは妻を初めて会った人のように接し、頭を下げて挨拶するふりをして会社に入った。

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会社のロビーに入るとき、一瞬後ろを見ると、妻はそこで茫然と私をじっと見ているようだった。

 

その日帰宅すると、家に帰ったら、妻が私を待っていたかのように言った。

 

「あなた、私の子宮に大きな水泡があるんだって、除去する手術をしなければならないみたい」

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手術?それで死ぬ病気でもないのに、しろと言うならすればよい…

 

私は手術をするよう誠意のない返事をして、妻の前わざと音を立ててドアを閉めた。

 

病院に行くのも嫌だったが、手術日に保護者の同意書のため、病室に立ち寄ってみた。

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妻は何が面白いのか音もしないTVを見ていて、私が入る気配を感じると嬉しく笑ってくれる。

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持ってきた色々な下着やその他必要な物を妻の隣に置き、椅子に座った。

 

手術の時、とても苦労したのか、唇が真っ白になって腫れあがり、前よりもクマが酷くなったようだった。

 

そんな妻が少し哀れになりもっとそばにいてあげようとしたが、子供たちは「どうなのか」「ご飯は何を食べているのか」とひっきりなしに騒ぎ、その場の口臭のせいで嫌になって「タバコを吸ってくる」と一言だけ言って、そのまま家に帰ってしまった。

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2005年結婚して21年目

 

水疱除去の手術をしても、なぜか妻の体調は良くならなかった。

 

食欲がない時によく食べていた大根の若菜入りビビンバも、以前は一杯なんてすぐに食べてしまうほどだったのに、今日は3口も食べることができず、オレンジジュースばかり飲んでいる。

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「米が勿体ない、何だそれは!誰が外で金を稼ぐために働いていると思っているんだ?」

 

大きな声を出したら、妻は「ごめんなさい」と言いながら再びスプーンを持ってご飯をすくい始める。

 

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無理に大きく一口入れてもぐもぐと噛み、むせたのか胃もたれしたのか、急いでトイレに駆け込み吐吐き気を催した。

 

次男がすぐにトイレに行き、妻に「大丈夫か」と聞きながら背中をさすっている。

 

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するとまた吐いている音が聞こえてくる。

 

予想していた通り、次女の不満の声が聞こえる。

 

「全く、朝から食欲が無くなる…」

 

子供の前なので言いたくても言えなかった言葉を次女が言ってくれたので、なんだかすっきりする気がする。

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出勤の時に見送る妻が、「やっぱりまた病院に行って検査を受けて見なければならないみたい」と言う。

 

「もう君が病院に行くのもうんざりだから、報告しないで勝手に行け!」

 

妻の目の前で怒って家を出てしまった。

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2006年結婚して22年目。

 

そして、妻がこの世を去ってから1年…

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結局、妻があれほど痛がっていたのは子宮癌だったからだ。

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除去手術後、合併症で子宮ウイルスに感染し、その手術中、防ぐことができない大出血が起こり妻は死亡した。

 

妻が死んでも変わったことは何もなかった。

 

世の中は相変わらず忙しく動き回り、子供たちは数ヶ月は、悲しみのショックに陥り、気が気でないように思ったが、今は次女は大学に入り恋愛してキャンパスカップルしていたり、長男は良い会社に就職をして、目もしばしつけられない忙しい日常を送っている。

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私はやはり変わったことはなかった。

 

いつもそうであったように、私は妻の人生において悪い夫であったし、妻が死んだとしてもその事実は変わらないのだから…

 

今日、妻の墓の前に座って焼酎瓶を飲んでいるという日、まるで罵るような日差しが強烈に私を照りつけている。

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誰かが私の日記を見つけたとしたら、その時はもう私は妻のそばにいるのだろう。

 

どうか今日で私の全てが終わりますように…

 

この程度の命を捨てて、世界で最も優しかった一人の女性を寂しく死なせた罪悪感から逃げようとする私が非常に悪いということは知っているが、罰を受けてでも早く妻のそばに戻りたい。

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この日記は2006年9月、忠清南道論山で自ら命を絶った故キム・ジェヒョンさん(仮名)の日記です。

 

 

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