世の中には様々な障害を抱えながら生きている方も大勢います。さらに夫婦で障害を抱えているとなると多くの困難に見舞われることになりますが、そんな中、両腕のない夫と小人症の妻が、体に不便があってもお互いに助け合うエピソードが感動を呼んでいます。お互い障害があるからこそ共感できるものがあるのでしょう。
両腕のない夫&小人症の妻の夫婦のエピソードが話題に
それは中国での出来事。お互いに障害を持ちながらも思いやりながら暮らしている夫婦のエピソードが話題になりました。こちらの夫婦は夫が生まれつき両腕が無く、妻は身長110cmという小人症を抱えながら暮らしています。夫は33歳、妻は23歳と年齢が10歳も離れており、夫は身長180cmであるため、身長は70cmもの差があります。
小人症の妻が妊娠するも…?
そんな2人にも子どもに恵まれることになります。しかし、妻が出産するのに多くの困難がありました。まず、その小さな体で少しの衝撃でも大きな苦痛があり、自身の小さな骨格が胎児に悪影響を及ぼす危険性があったのです。そんなこともあり、医師は「子どもに障害が遺伝する可能性がある」と、妻の出産をお薦めすることはありませんでした。
妊娠した妻のために足でマッサージをする夫に感動の声
しかし、それでも子どもを諦められなかった夫婦は、健康な子どもが産まれるよう、できるだけポジティブな考えをしながら生活していました。妻が腹痛を訴えたり疲労感を覚えた際には夫がまず先に妻を助け、足でマッサージしてあげるといった愛情を示していました。そのおかげもあり、妻は10ヶ月という妊娠期間を無事に耐えることができ、健康な赤ちゃんを出産することができました。
このようなエピソードはネット上で感動を呼びました。さらに、息子ができた夫は「妻の得街は僕の心を温かくしてくれる」「これから3人で障害を乗り越え、永遠に幸せに暮らしたい」と語っています。お互い障害を持っているからこそ理解しあい、自身たちでできることをしながらお互いを思いやるというのは本当に素敵なことですね。
まとめ
このように、お互いに障害があってもそれを物ともせず、思いやりの気持ちを持って接している夫婦のエピソードは実に感動モノですが、お互いを思いやることに障害など関係ないのでは、と思い知らされます。出産まで様々な困難があったと思われますが、授かった息子は愛情たっぷりに育てられることでしょう。