2019年 5月、小学２年生の長男（８）の手首を包丁で切りつけるなどの虐待行為によりけがを負わせたとして、茨城県警神栖署は6月５日、同県神栖市の無職・稲葉秀明容疑者（３４）を傷害の疑いで逮捕しました。長男は全治１週間の傷を負ったとのことですが、稲葉容疑者は容疑を否認しています。
虐待が発覚したのは、長男が学校の担任に「腕が痛い。お父さんにやられた」と助けを求めたことで、担任の教諭が児童相談所に報告。そして、児童相談所の職員が危険だと判断し、神栖署に通報したとのことです。
他にも、稲葉容疑者は、長男の手の指をはさみで切るなどをして怪我をさせていた疑いが持たれています。また、稲葉容疑者には5人の子供がいて、過去にも「子供を虐待している」という情報が児童相談所に寄せられていました。そこで、児童相談所は養育環境に問題があるとして、毎月家庭訪問を行っていたと説明しています。point 207 | 1
しかし、9月7日、学校側から子どもが「包丁を持った父親から脅された」という連絡を受けて稲葉容疑者を訪問すると「やってないのに…。」と事実を否定していたそうです。今回の警察の調べに対しても、稲葉容疑者は「やっていない」と容疑を否認しています。
さらに問題となっているのは、母親と思われる女性の証言です。「虐待はありえない」と女性は夫の虐待を否定しています。さらに、「長男に周りで遊んでてと言って遊ばせて、戻って来たときに手首と中指ケガしてたから、それはもう確実に外でいたずらしてやったんだって。その当時は（夫は）携帯でゲームやってたので」と手首と中指の切り傷は、稲葉容疑者によるものではなく、長男が自身で怪我しただけだと主張しました。point 248 | 1
さらに、「長男のことも大好きで、いろんな所にイベントとかも連れて行ってるんで。私にも一切手は出したことないし。それ（暴行）は絶対あり得ない。一刻も早く、長男に本当のことを言ってほしい」と父親をかばい、容疑を完全否定し、さらには子供を疑っている様子でした。この母親と思われる女性の証言からも家族関係がおかしいことが伺えます。もしかしたら夫婦で子供に対し、虐待が日常的に行われていたのかもしれません。point 251 | 1
このニュースを受けて、ネット上から怒りの声が上がっています。「犯罪者顔 同じ目に合わせてやりたい。手足切り落としたろか」「長男や弟も(児相が)保護したことは重い事実。長男の手首の傷は父親にやられたはっきりと言った。子供をかばう親でないことが残念です。」「奥さんがあり得ないと言ったところで、見ていたわけではないのでしょ。無職でゲーム。で、仮に今回は事実と異なるとしても、まだ親と一緒に過ごしたい、甘えたい時期の子供が訴えるからには、日常的に耐えられないことがあったとしか考えられない。」「この家族おかしい」「母親が子供を疑う時点で親子の関係が成り立っていない」point 343 | 1