以前に、家族が認知症にかかったおばあちゃんを、ゴミ捨て場に捨てて帰ったというなんとも衝撃的なニュースが中南米のグアテマラ共和国でおこり、複数のメディアで報じられると、その悲しすぎるニュースに怒りと悲しみのコメントが寄せられ、話題になっています。
海外の複数のメディアが報じたのは、認知症を患っているという理由で、家族にゴミ置き場に捨てられた一人のおばあちゃんの悲しすぎるニュース。その認知症にかかったおばあちゃんは、自分が置かれた状況を理解できないまま、その場所で幸せそうな顔で眠っていたそうです。
この切ない物語の主人公のおばあちゃんとは、当時89歳のメルセデスグロリア。彼女は、グアテマラの地域のあるゴミ捨て場でごみに埋もれて眠っているところを発見されました。発見された当時、彼女は、ごみと入り混じったまま冷たい草の上に横たわって、右腕は木に引っかかって変な方向に折れたまま幸せそうな表情で眠っていたといいます。
幸いなことに、近くを通りかかったドライバーたちによって発見され、病院に運ばれましたが、駆けつけた救助隊員が、事情を把握するために彼女にいくつか質問をしましたが、彼女は自分の名前、メルセデス・グロリア(Mercedes Gloria)と夫の名前、ファン・ザシャリアス(Juan Zacarias)しか覚えてなかったそうです。point 214 | 1
またそれ以外にも「家族が私を置いていった」という言葉だけを繰り返していたそうで、おばあちゃんの診察をした医師は、彼女にすぐに認知症の最も一般的な症例である、「アルツハイマー」の診断を下しました。
発見当時に、ゴミ捨て場で撮影された、ゴミ捨て場に家族に置き去りにされ、ごみにまみれて眠る一人のおばあちゃんの写真がSNSに公開されると、ネットではまたたく間に批判が殺到し、「この非情な家族を必ず見つけ出して処罰しなければいけない」「幸せそうに眠る彼女の表情がより胸を締め付ける…」と卑劣な家族への怒りと、それとは裏腹に幸せそうに眠る彼女への悲しみのコメントが多数寄せられました。point 244 | 1
しかし未だに家族が見つかっていないため、地元警察はグロリアの写真と個人情報を記入したチラシを制作し、情報提供を呼びかけていますが、未だに彼女の家族はみつかっておらず、また情報提供者も現れていないそうです。痛ましいニュースに心が痛みますが、家族は早く名乗りでてほしいですね・・・
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]