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わくわく楽しいしかけ絵本の作り方


写真:haconiwa-mag.com

絵本と言えば、子どもが楽しむためのかわいらしい絵と引き込まれる物語が魅力のものです。子どものためのものと思われがちですが、近年では大人も楽しむことができるたくさんの工夫が盛りだくさんです。その最たるものがしかけ絵本です。

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写真:library.pref.osaka.jp

◼︎しかけ絵本って?

しかけ絵本と一口にいっても、開くと飛び出す絵本から引っ張ったりめくったりする絵本、舞台の形になる絵本、飾ることができる絵本、手紙のついている絵本などさまざまです。それぞれに異なる仕掛けが施されており、作り方もさまざまです。飛び出す絵本とは、本を開くことによって幾何学的に折りたたまれた構造物とそれに描かれた絵が飛び出すことになっているもので、引っ張ったりめくったりする本では、飛びだすことはなくても2重になったページ内の隠れた部分に引っ張ったりめくったりする仕掛けを施してキャラクターや物語に動きをつける仕掛けを施しています。point 347 | 1

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写真:style.ehonnavi.net

◼︎しかけ絵本の歴史とは

しかけ絵本の歴史は古く、もともとは子ども向けの絵本を対象にして考えられた仕組みではありませんでした。17世紀中ごろでは道化師がパントマイムをする様子を扱う絵本が多かったようですが、18世紀以降に入って子ども向けの絵本が登場するようになります。19世紀には、トーター・メッゲンドルファーやアーネスト・二スターが黄金期を作り、1932年にはブルーリボンブックス社がページを開くことで自然と絵が立ち上がる「ポップアップ」という言葉を作り出したほどです。しかけ絵本として考えられた物語もあれば、既存の物語をしかけ絵本として再び楽しむこともあります。point 353 | 1

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写真:ehonnavi.net

◼︎しかけ絵本の作り方

楽しみ方もいろいろのしかけ絵本、その分作り方は非常に難しいものと考えられがちですが、実は素人でも簡単に作ることができます。しかけ絵本の作り方は、飛びだすメッセージカードなどにも応用できるので、親しい人のオリジナルの贈り物にも最適です。用意するものは、厚みのある紙にはさみとカッター、ノリ、筆記用具だけです。そして、基本の作り方である切る・折る・貼るのみっつを工夫するだけでさまざまな仕掛けが作りだせます。
まずは、vフォールドですが、台紙となる厚紙を半分に折って、折り目をつけたもう一枚の紙をv字の位置に、それぞれの紙の中心線を合わせて貼ります。これだけで完成です。
次がポップアップで、こちらは切って折るだけです。半分に折った紙に平行な線を引き、折り込みたい長さの切れ目を入れて飛びださせたい部分を押し出して折り込みを入れるだけです。
これらの工程を組み合わせて工夫するだけで、いくらでもバリエーション豊かにオリジナルの絵本が作りだせます。point 494 | 1

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写真:ehonnavi.net

◼︎楽しいしかけ絵本のプレゼント

しかけ絵本は、さまざまな仕掛けがありますが、子どもから大人までさまざま楽しむことができるものです。一見複雑なような仕組みに見えますが、作り方をいくつか知っておけば、自分だけのオリジナルの絵本やメッセージカードを作りだせます。厚紙とはさみとカッター、ノリを用意して、切って、折って、貼ってつくりだしてプレゼントしてみるもの良いですね。

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