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遊園地の人気アトラクションの一つといえば、ジェットコースターです。しかし、事故のニュースもよく耳にします。ジェットコースターの事故は、人が亡くなることもありますが、いったいどれくらいの確率で起こっているのでしょうか。
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◼︎ジェットコースターは安全な乗り物です
ジェットコースターに対して、恐怖感を抱いている人の中で、もし事故にあったらどうしようという想像をしている人は多いのではないでしょうか。実は、ジェットコースターの事故はほとんど起こっていません。ニュースになるということは、それだけ珍しいからともいうことができます。さらに言うならば、ジェットコースターの事故でけがをしたり亡くなってしまう確率よりも、遊園地に来るまでの経路で交通事故に遭ってけがをしたり亡くなってしまう確率の方がはるかに高いです。また、日本のものは安全性が高いため、ほとんど事故に遭うことはないでしょう。
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◼︎ジェットコースターの事故と車の事故
先ほどジェットコースターの事故よりも交通事故に遭う可能性の方がはるかに高いといいましたが、数字で表すとどれほどの違いがあるのでしょうか。今回は、事故に遭って亡くなる確率にフォーカスしていきます。実は、ジェットコースターで亡くなる確率と、交通事故で亡くなる確率は、1対40000だとされています。つまり、車に40000回乗ったら1回ジェットコースターから落ちて亡くなるかもしれないという計算になります。このことからわかるように、ジェットコースターの事故が起こる確率は圧倒的に低いです。ちなみに車に40000回乗るには毎日乗ったとしても109年かかります。
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◼︎ジェットコースターが関係する意外な事故
ジェットコースターの事故というと、乗っている人が振り落とされて落ちてしまい、結果的に亡くなるということを想像する人は多いでしょう。しかし、ジェットコースターの事故は、乗っていない人が巻き込まれたというものの方が多いです。小さいものだと、ジェットコースターの部品が落下して、下にいた人がけがをした、ということが挙げられます。また、死亡事故は客ではなく、整備員のほうが多いです。整備中に機械に巻き込まれて死んでしまったという例や、テスト中に亡くなってしまったという例が挙げられます。実は、お客さんが絡む事故はそう多くはありません。
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◼︎海外のジェットコースター事故について
日本ではジェットコースターの事故は多くありませんが、海外では決して少ないとは言えません。日本よりも死亡事故が多いです。また、これらのジェットコースターの事故は、整備のずさんさが招いたものであることが多いです。海外では、ジェットコースターの脱線事故の原因が。車軸の金属疲労だったというものがありました。そして、その車軸はなんと15年間も好感されていないとのことでした。このように、海外では整備のずさんさが人命にかかわる事故を引き起こしています。しかし、日本ではそういったことはあまりないので安心してください。
◼︎ジェットコースターの事故におびえる必要はない
ジェットコースターは事故が怖いからという理由で今まで乗るのを避けてきた人は、このことを知れば、恐怖を取り除くことができます。いうならば、飛行機事故におびえても仕方がないということです。世界で一番安全な乗り物である飛行機におびえる人は、はたしているでしょうか。このことを考えると、ジェットコースターの事故におびえることも、同様に怯えすぎといえるでしょう。