来日中のIOC（国際オリンピック委員会）のトーマス・バッハ会長が宿泊する５つ星の一流ホテルの前で約1時間にわたって「五輪反対デモ」を繰り広げ、周囲は騒然となっていたようです。
今月8日に来日し、羽田空港から宿泊先のホテルまでパトカーが先導する厳重な警備の中で移動していたバッハ会長。ホテルに到着し、車から笑顔で手を振ったシーンは国民から反感を買っていました。
さらに、政府は全ての国・地域からの外国人の新規入国に対し、指定施設などで14日間の隔離を求めているものの、東京五輪パラリンピックの選手や関係者に対しては、隔離を免除する特例措置が適用されるためバッハ会長はわずか3日間の隔離で〝野放し〟になることから、怒りや不安の声が相次いでいました。
11日まで隔離予定のバッハ会長は、16日には被爆地である広島を訪問予定です。
批判が相次ぐ中、10日の午後1時頃、バッハ会長の宿泊先には「五輪マフィアを退治する市民有志」が集結。デモ隊はバッハ会長が宿泊していると思われる部屋に向かって「バッハ帰れ！」「平和を願うなら広島行くな！」「五輪を中止しろ！」と声をあげ、都内は騒然としていたようです。
SNS上ではこのデモに対し「オリンピック反対デモするのは勝手だけど密になったら意味ないじゃん」「感染広げないためにオリンピック中止を訴えているはずなのに自分から感染を広げることやるのか、やっぱり反オリンピック派は矛盾だらけ」「デモしてる時点て密出し本末転倒じゃん」などデモを批判する声が多くあがっていました。point 207 | 1
一方「デモを非難するバカがいるが、やはり日本人は行動力のない癖に叩く臆病な人達だなと改めて感じる。 政府に文句言いたいのなら自分でじゃあ抗議しろ。」「品のないデモはダメだと 思うけど、意思を訴えるデモはいいと思う。」「デモで密になってるじゃんとか言ってる奴いるけどそれ以外に声を届ける手段が無いからだ」など擁護する声も多くあがっていました。point 224 | 1