元ライブドアの社長で、刑務所にも入り、その後も実業家として盛んに活動している堀江貴文さんは、ホリエモンの愛称で親しまれています。ライブドア事件のとき、自分の資産を使い株主に返済を完了したそうですが、2017年現在は何をしているのでしょうか。
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そういえば堀江貴文ってだれだっけ?
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一時期はニュースに出ない日はない程、メディア露出が多かったホリエモンですが、釈放後はたまにテレビに出てくるだけなので、中には忘れている人もいるでしょう。2006年まではライブドアを経営しながら、球団やニッポン放送の買収を仕掛けたり、総選挙に出馬したりして、話題を呼んでいました。事件の裁判が終わり、長野刑務所に収監された後も、精力的に活動を行い刑務所内から情報を発信。釈放後は、事業をプロデュースしたり、本を出版したりと様々な活動を展開しています。
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2017年7月30日には日本民間企業初の宇宙打ち上げロケットを発射しました。ロケットの打ち上げは失敗に終わりましたが、今後も再打ち上げをする意欲を見せており、常に挑戦をあきらめていない姿勢を世に発信し続けています。
堀江氏の資産ってどのくらいあるの?
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さまざまな活動を行っているホリエモンですが、メルマガだけでも1億円前後の収益があるのではと考えられています。本を出版しただけでも、1冊辺り印税で最低でも300万円を超える収益があると予測されており、毎年数億円を稼いでいると考察できるでしょう。以前は六本木ヒルズに住んでいましたが、現在はホテル暮らしを転々としているようです。ホリエモンが稼いだ金額などを計算して数千億円ある!や数十億円ある!という意見がネットで見られますが、稼ぐのと同時に自分がやりたいことへ投資をしていることを考えると、資産の増減も激しそうです。多くの企業に投資をしていることを考えると、あながち数千億円も間違いではないのかもしれません。
炎上が注目されるホリエモン!社会貢献もピックアップしてみよう
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なにかと炎上騒ぎが多い堀江貴文氏ですが、社会貢献にかかわる活動もしています。例えば、大地震などが起きた場合、インターネットを使い寄付イベントを発信。また、他の支援者を批判から援護したり、自分のSNSを使って被災者支援をしていました。ロケット事業も社会貢献の一つでしょう。日本ではロケット部品を作る企業はありますが、ロケット自体をつくる企業はいませんでした。そこで、民間ロケット製造を実現させたのは堀江貴文氏率いる「なつのロケット団」です。さまざまな企業の協力で、民間企業のロケット打ち上げを行い、「夢は実現できる」という希望を見せてくれたと感じます。発言が端的なため、反感を買いがちですが、その真意には納得できる意味が含まれている部分も多いホリエモンの活動にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。