『ワイドナショー』（フジテレビ系）では5月24日、賭け麻雀報道により検事長の職を辞することになった東京高検の黒川弘務氏について大きく取り上げていました。
そのなかでも、ご意見番のダウンタウン・松本人志さんの持論が視聴者の間で「確かにその通りだ」と話題になっているようです。
今月1日と13日と二度にわたって、新聞記者らと深夜まで麻雀をしていたことを報じられた黒川氏。
黒川検事長は検事長という公的な立場でありながらも、緊急事態宣言下で産経新聞記者や朝日新聞社員と賭けマージャンに興じたと報じられ、複数の視点から批判を浴びることとなり、辞職しました。
一方で、訓告処分を受けた黒川氏には約7000万円の退職金が給付されるとして波紋を呼んでいるのです。
これらの事実を受け、同じく批判的な立場をとるスタジオメンバー。
松本さんは「何重悪や…」と嘆くように呟き、ゲストの中尾明慶さんは「なにを信じたらいいか分からなくなった」と困惑の表情を浮かべる様子も。
カンニング竹山さんに関しては開口一番「逮捕しなきゃ駄目ですよ」と声を荒げ、賭博罪の適用を力強く訴えたのでした。
結果、自ら辞表を提出するかたちとなった黒川氏ですが、6000万～7000万円の退職金が給付される見通しに世間からは「受け取るな」などと批判を浴びているのですが、
唯一、退職金を受け取ってほしいと明言したのが、松本さんたった一人でした。
その理由について松本さんは、「もらって、どっかに寄付してほしい。そうでないと、またこの7千万はロクでもないところに流れていくだけですから」と言及。
政府への不信を前提としたこの意見に、「なるほどね」と一部のスタジオメンバーが共感を示したのでした。
視聴者からも注目を浴びた今回の松本さんのコメント。
その後、視聴者やネット上からは「なるほどね…。たしかに税金がまた無駄なことに使われるのはきつい」
「全額寄付すべき」「寄付という考えはいいかもしれない」
「生活困窮者に還付すべき」「とくに教育や医療の分野に寄付してほしい」などと、賛同の声が寄せられました。
またこの問題について、黒川氏が「はめられたのでは」と考えているという松本。
その理由は、同席した記者たちが報道を意外とあっさりと認めたからというものでした。
確かに否定することなくあっさり認めてしまったことは驚きでしたね。
記者側が否定すれば、この問題は隠せたのではないかという推理もありますから。
さまざまな疑惑が渦巻き、あらゆる角度から批判を浴びているこの問題。
辞職が承認された現在も、国民の厳しい追求は止むことがないようですね。
訓告処分にとどまった黒川氏は多額の退職金を受け取るのでしょうけども、松本さんの言及するように全額寄付…となればいいですね。