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松本人志が石橋貴明との不仲をついに認めた?!


2014年4月にフジテレビでお昼の長寿番組としてギネスに認定された笑っていいともが最終回を迎えたのです。笑っていいともの最終回には最終の出演者だけでなく、主演のタモリさんに昔からお世話になった様々な芸能人が駆けつけてお祝いのムードを作り上げます。しかしテレビ視聴者にとって笑っていいともの最終回で一番驚いたのは、その祝いの席に駆け付けた芸能人の中にバラエティー番組を長年支えているダウンタウンととんねるずが共演したということです。なぜ驚いたのか、それはとんねるずの石橋貴明とダウンタウンの松本人志は犬猿の仲と噂されていたからです。

写真:geitopi.com

◼︎昔を知らない人にとって共演していないことは不思議だった

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写真:burusoku-vip.com

実はとんねるずとダウンタウンが共演したのは笑っていいともの最終回が初であり、それ以前では共演経験は一度もないのです。しかし共演するきっかけはフジテレビの27時間テレビや日テレの番組などいくらでもあったはずなのですが、それでも長いテレビの歴史でバラエティー番組を支えてきたコンビが共演しないのは何かしら理由があったと疑う余地はなかったのです。実際に共演後において、松本人志は自身の番組で昔何かあったのは事実であると確執を認める発言もしています。なぜ確執が生まれてしまったのか、そこにはやはり2人のコンビの歴史が大きくかかわっているといえます。とんねるずもダウンタウンもデビューした時期というのはほぼ同じの同期です。そしてお笑いを始めたのも、1980年代前半のお笑いブームの時にやすしきよしやビートたけしなどそうそうたる面々の芸を見てきてテレビで笑いを取ることにあこがれを抱き芸人を目指したのも同じです。しかし同期でありお笑いを始めたのも先輩芸人のあこがれという部分は同じなのに、先に言った笑っていいともの最終回まで共演しなかったのはライバル意識が強すぎたからといえます。まず当時のお笑い芸人になるためには2つのルートがあり、それは関西でお笑い専門の事務所である吉本興業に加入するか関東のオーディション番組でコントを行い賞を取って関東の事務所に加入するかという方法になります。ダウンタウンは関西生まれだったこともあり吉本興業に入りますが、とんねるずは関東生まれだったこともあり関東のオーディションを受けて才能を見出され事務所に加入する道を選びます。point 691 | 1

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写真:geinouscandal.com

◼︎関東と関西のお笑いの違いが2つのコンビを遠ざけた

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写真:geinouscandal.com

実はとんねるずの石橋貴明さんとダウンタウンの松本人志の間では喧嘩したという事実はなく、そもそも確執があったというのもおかしい話なのです。なぜ噂話が独り歩きしたのか、そこには関東と関西の環境の違いがあるのです。関西はお笑いの中心としての自負がありますが、それでも全国区の関東に進出して有名になりたいという野望を抱いています。そして関東のお笑いとしては関西の笑いを取る話術に対して劣等感みたいなものを感じていますが、それでも全国区の関東で番組を持ちお笑いをしていることに自信を持っています。関西の人間にとっては自分たちよりも面白くないと思っている人間が、ただ関東地区に住んでいるというだけで全国区で活躍していることは気に食わないという部分があります。そして関東のお笑いの人間にとっても、話術の劣等感があるだけに関西の人間が関東に進出すれば自分たちの立ち位置を取られるという恐怖心というものがあるのです。これはとんねるずの石橋貴明もダウンタウンの松本人志も例外ではなかったということです。ダウンタウンにとっては関西で実力をつけて関東に進出し有名になってやろうという野望を持っており、それで同じ時期にデビューした関東の有名人であるとんねるずがはちゃめちゃなお笑いをしていることが気に食わなかったのです。そしてとんねるずにとっても、これまで全国区の関東の一線で活躍していたのにダウンタウンが進出したことで立場を取られる可能性を考えたことで距離を取ったのです。これが笑っていいともの最終回まで続いたとんねるずの石橋貴明と松本人志の犬猿の仲の正体だったのです。point 693 | 1

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◼︎まとめ

関東と関西のお笑いの環境の違いが招いたとんねるずとダウンタウンの確執ですが、その確執も周りが騒いでいただけの取り越し苦労だったのです。しかし確執はなかったとはいえライバル意識があったのは事実であり、それが長年共演をしなかった理由なのです。ただ共演してみれば大したことではなかったとお互いが感じています。なにより立場が違えど、長い間バラエティー番組を支えてきていたのは事実でありお互いも言葉にしてはいないが認めていることなのです。現在でも言葉は交わさないが、お互いの立場の違いによる感情のもつれは共演によってほどけお互いを認める存在に初めてなった瞬間だったといえます。point 352 | 1

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