X
    Categories: CELEB

ネット上で一世を風靡!ひとりでできるもんの「まいちゃん」ってどんな人?


「ひとりでできるもん」は1991年から2006年までNHKの教育テレビで放映されていた子供番組です。料理をメインにして、小学生くらいの子供が自分一人で包丁や鍋を使ってごはんを作ったり、料理と合わせて家事全般を学べるような構成になっていて、大人も一緒に見て楽しめる内容でした。番組内には「まいちゃん」という女の子の主人公が登場し、ゲームのような世界に入り込んで困難を乗り越えながらいろいろな料理を学んでいくというストーリー展開です。


写真:matome.naver.jp

「ひとりでできるもん」の放送開始当時から「まいちゃん」を演じていたのは平田実音さんです。1983年生まれで、2歳のときに幼児モデルとして芸能界に入りました。1991年から1994年までリアルな小学生として「ひとりでできるもん」の主役を務め、紅白歌合戦にゲスト参加したこともあります。1998年から同番組で年上のお姉さん役として登場し、その後もNHKの子供番組で司会を行ったり、映画やCM、トーク番組への出演など芸能活動を続けていました。学校は青山学院の中等部と高等部を経て青山学院大学文学部心理学科に進学、卒業しています。大学進学を機に芸能活動は一時中断していましたが、卒業後は再びイベントに参加したり朗読会を行ったり、公の場に出てくることもありました。point 395 | 1

ADVERTISEMENT


写真:friends.excite.co.jp

幼い頃から芸能界で活躍してきた平田実音さんですが、肝臓の具合が悪くなり入院を繰り返す生活が続いて、2016年8月5日に自宅で倒れているのが発見され、息を引き取りました。享年33歳という若さでこの世を去ってしまい、ニュースを聞いてびっくりした人も多いはずです。特に平田実音さんと同世代で90年代にリアルタイムで「ひとりでできるもん」を視聴していた世代にとっては、「まいちゃん」の存在はかなり大きいのでショックだという声もネット上でたくさん聞かれています。すでに芸能界は引退しているとはいえ、子役としての活躍や当時の印象が記憶に残っているので知名度の高い女優さんで、小学生の頃の可愛い笑顔は今も新鮮に見えます。歌って踊れるアイドルとして不思議な世界観のスタジオで見事な演技をしていた平田実音さんは、当時はまだ珍しかったブルーやピンクの髪のコスプレ衣装を着たり、NHKの教育番組とは思えない斬新な路線で日本中を楽しませてくれました。point 486 | 1

ADVERTISEMENT


写真:ochamehack.com

「ひとりでできるもん」の主役は15年間の放送期間のなかで何回か交代しましたが、初代の平田実音さんが一番印象に残っていて懐かしいという意見が目立ちます。死去のニュースを受けてネット上ではユーチューブの再生回数が一気に上がったり、「まいちゃん」について検索する人が増えてちょっとしたセンセーションが巻きあがったほどです。一番ショックを受けているのはやはり同世代の人々で、自分と同い年なのに、死ぬのは早すぎるという声や当時毎回放送を楽しみにしていて彼女の大ファンだったという声がSNSに書き込まれています。2013年頃の写真で平田実音さんが激やせしていて健康状態が心配されたり拒食症が疑われたこともありますが、当時すでに肝臓の病と戦っていたことが想像できます。肝不全になると食欲減少や体重減少が起こり、癌につながる危険もあるので平田実音さんもかなり苦しんでいたと考えられます。point 452 | 1

ADVERTISEMENT


写真:namakemonoyoshi.com

残念ながらこの世を去ってしまった平田実音さんですが、「まいちゃん」として昔も今も人々の記憶に残っている大きな存在です。「ひとりでできるもん」をリアルタイムで見ていた世代も、現在ネットや再放送で見ている世代も、今でも斬新な世界観や平田実音さんの可愛いダンスや歌、ストーリーなどに魅了されて、「まいちゃん」は心の中で生き続けています。

ADVERTISEMENT