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人前で電話をするのが怖い…今”電話恐怖症”が若者の間で急増中!!


若者の間で急増している”電話恐怖症”。人前で電話をしたり、電話を受け取ったりするところを見られることに強い不安や恐怖、苦痛を感じていて、恥をかくことを恐れてしまうという社会不安障害の症状の1つです。昨今、社会人になり会社内で電話を受け取ることが多くなる若者が”電話恐怖症”になってしまうと言います。

電話を受けるのもかけるのも怖い

とある会社の入社1年目の女性社員Aさんは、”電話恐怖症”にかかり職場で電話することが怖いと言います。電話をかけようとすると心臓がバクバクし緊張が止まらないと話すAさん。そこで、普段の生活ではどのように過ごしているのか本人に直撃しました。

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パニック障害

「私は電話することが本当に嫌いで、電話しようとする心臓がバクバクしてきて身体も震えてきます」と自身の電話恐怖症の症状について話すAさん。
「なので普段の生活では、電話がかかってきても緊急のようではない限り極力とらないようにしていて、それでも電話をしないといけい時には周りの人に頼んだり、メールや(注文する時は)ネットを利用したりしています。」と普段から電話する状況を作らないようにしているそうです。point 254 | 1

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sansuisushibar.point 65 | com

「普段の生活では電話のやり取りを避けることはできても、会社ではどうしても自分で電話をしなくちゃいけない時があるんです。その時には台本のようにあらかじめメモに自分の言いたいことを書き出しておくんです。そうしないと動揺してしまって何を話せばいいのかわからなくなってしまいます。」とメモに書き出すことで心を落ち着かせることができるとそうです。point 236 | 1

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パブリックドメインQ

「私だけ電話に対して恐怖心が強いのかと思っていたら、SNS上で共感してくださる方がたくさんいて驚きました。」ネット上でもAさんと同じような経験をしている人がたくさんいると話すAさん。そこで、”電話恐怖症”について色々と調べてみました。

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電話恐怖症は精神病の1つ

社会不安障害(SAD)は社交不安障害とも呼ばれる対人恐怖症で、恥をかいたり低い評価をされることを強く恐れる傾向があります。その症状の1つに電話恐怖症があります。他にも一定回数の確認や繰り返しをしないと落ち着くことができない強迫性障害(OCD)や、電車やバス、歯医者など身動きができない状況を恐れる広場恐怖などがあります。

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東洋経済オンライン

健康な人でも恥をかくことを恐れますが、社会不安障害の人はその程度が非常に強くて、仕事などの日常生活に問題が起きることが問題とされています。

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電話恐怖症の人が恐怖を感じるには条件があります。周りの人や話し相手との距離感がある程度近いことです。これは社会不安障害(SAD)の他の恐怖症でも同じことが言えます。
つまり、まったく面識や関係がなくて距離感が遠い人、家族など距離感が近すぎる人に対しては恐怖を感じま殿が、友人や会社の同僚などの中程度の距離感の人に対して、特に恐怖を感じてしまいます。

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JAL

電話恐怖症を克服するには、電話をする経験を十分に積むことが一番の近道となります。一見、当たり前のように感じるかもしれませんが、恐怖や不安を感じる状況を繰り返し経験することは、恐怖症を克服するのに有効な方法です。この方法はエクスポージャ(暴露療法)と呼ばれるもので、他の恐怖症の克服にも使うことができます。point 205 | 1

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トレンド&ニュースナビ

電話恐怖症の人は、恥をかくことに不安や恐怖を感じやすい性質があるので、社会不安障害の他の恐怖症にもなる可能性があります。電話恐怖症になっても社会生活や日常生活ができなくなることはありませんが、恐怖や苦痛が非常に強い場合には精神科に通院したり、カウンセリングを受けることがおすすめです。point 203 | 1

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