インターネット番組『さよならプロポーズ』(AbemaTV)のMCを務める小籔千豊さんが、9月7日に放送された回で女性の下着に関する好みを明かしたものの、あまりの”デリカシーのなさ”に憤怒する声が続出しているようです。小藪さんといえば好感度が高い芸人のイメージですが…
モラハラ?
同番組は、交際歴が長いにもかかわらず結婚に踏み切れないカップルが、7日間のイタリア旅行をし、旅の終わりで「結婚するか」「別れるか」を決めなければならないという恋愛リアリティーショー番組。7日の放送回では、彼女が彼氏とのセッ○スレスを打破するため、単身”勝負下着”を買いに行く様子が放送されました。
これを受けて、ゲストの鈴木奈々さんは夫との付き合いが10年以上たっているため女性の悩みに共感。「私は自分から誘えなくて。でも私すっごくムラムラしたときがあって…」と自身のエピソード話し始めると、「勝負下着も買って、勝負パジャマも買った」ものの、結局は夫とタイミングが合わず、鈴木さんの”もくろみ”は失敗に終わったことを赤裸々に告白しました。
勝負下着に頼る女性陣に対し、小藪さんは「分かりやすい勝負下着で興奮するのは、アホ過ぎへん?」と反論しました。「僕は嫁はんには、『イキったやつは着けるなよ』って言っている」と妻に言い聞かせていることを明かし、「勝負下着を着られた時点で笑ける」と一蹴したのでした。
この小藪さんの持論に対して、ネット上では「モラハラやん」「充満するモラハラ臭w」などと、妻に制限をかけているとして批判する声が上がったのです。
しかし、より批判を浴びたのは”妻の下着事情”を明け透けに話してしまったことのようで「何か奥さんがかわいそう。私生活さらされてる感じで」「身内で何するにも小馬鹿にされるのはキツイ」「何でテレビでこんなこと言われないとダメなの?」「自分だったら知り合いも見るかもしれないところでこんなこと言ってほしくない」「芸能人だから仕方がない部分もあるんだろうけど嫌だ」などと”デリカシーのなさ”を指摘する声が続出しました。
小藪さんのモラハラ的な性質は、今に始まったことではないようです。2015年12月に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)で”夫婦別姓”について議論していたときのこと、反対派を貫く小藪さんは「カードの名字変更など膨大な事務手続きが省略できる」という賛成意見に対し、「えー、そんなん引っ越しのときも大変ですけどね。引っ越しせえへんねや、この人」と好戦的な発言をし、「(数々の別姓にしたい理由を聞いて)失礼ですけど、だいたい、しょーもない理由」と突き放していたのです。
頼れる男
もしかしたら、根本的に小藪さんは『女は男に従うべき』という考えを持っていると言えるかもしれません。しかし、このように自分の意見をはっきり言うあたりは、ある意味”頼りがいがある”とも受け取れなくもない気もします。