『ごごナマ』（NHK）では29日、料理愛好家の平野レミが出演。
この日、平野は今月7日にお亡くなりになられた夫でイラストレーターの和田誠さんを思い出し、生放送中に涙を流し、大号泣する一幕がありました。
これには視聴者からも反響があり、「私まで泣いた」「もらい泣きした」との声が上がっています。
平野が涙を流す場面があったのは、29日のことでした。
番組冒頭、安部みちこアナウンサーは、平野が書いたという視聴者に向けたメッセージを代読することに。
メッセージでは、亡き夫の和田さんへの想いが綴られており、
「和田さんには感謝しかありません。家では仕事の話をほとんどしない無口で静かな夫でしたが、私が仕事をすることに関してはいつも応援してくれました。だから私はこれからも天国の和田さんが『おいしいよ』って言ってくれるお料理をどんどん作って、元気に次の人生を楽しんでいきます」
など和田さんへの思いを明かしました。
そして、メッセージが読み上げられると、
「第3のステージが今日から始まります。独身のときがあって、結婚したときがあって、また独身に帰っちゃって…。でも、なんか『未亡人』って言葉、なんか嫌ですね」
と言いながら、平野はうっすら涙を浮かべながらも、普段通りに明るく話します。
しかしその後、きのこをふんだんに使った「まるごと料理」を作った平野。
いつもどおり明るく、笑顔を絶やさず、豪快に料理を作っていく平野でしたが、
調理後に視聴者から励ましのメッセージが読まれると、平野は「ダメだこれは…」と涙を流し始めます。
「ありがとうございます」と感謝の意を示しつつ頭を下げ、
「私、思うの…」と切り出すと、「100年か200年後には、ここにいる人全部さ、いなくなってるんだもんね。一緒いっしょ。みんなそうなのよ〜。だから今を元気に生きましょうね！」と視聴者に語りかけました。
普段は明るく豪快に料理をふるまう平野。
しかしこの日は、亡き夫を思い出す場面が多々あり、涙をこらえられなかったようですね。
生放送で号泣した平野に、視聴者やネット上からも反響があったようで、
「私までもらい泣きした」「泣いているのを初めて見た」「レミさんの悲しみが伝わってきて泣ける」
と感動の声があがりました。
また、最愛の人を亡くしてまだ間もないにもかかわらず、生放送で気丈に振る舞う姿にも、
「勇気づけられた」「元気になった」との声があがっていました。
番組の最後では笑顔になっていた平野でしたが、今後の人生も明るく生きてほしいものですね。