お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希が8日、テレビ朝日系バラエティー『アメトーーク!』(毎週木曜 後11:20)の「もっと売れたい芸人」に出演決定。
同番組の演出を手がける加地倫三氏との因縁があったという平子はアメトーーク!“出禁”状態となっていたが、めでたく解除!果たして、平子の“出禁”にはどういった背景があったというのでしょうか?
事の発端は、5月22日深夜に放送された、テレビ東京の佐久間宣行氏がパーソナリティーを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜 深3:00)でした。
佐久間氏によれば、過去、『アメトーーク!』にアルコ&ピース・平子祐希が出演した際、トーク番組にもかかわらず、おかしなキャラを入れてボケを繰り返したことで、プロデューサーの加地倫三氏がマジギレしたとのこと。
加地氏は普段、温厚な人物として知られているが、その時ばかりは、収録後に鼻と鼻がつきそうな近距離で「そういうのはいらないから」と、平子に約20分もブチ切れたといいます。
この話を平子から聞いたという佐久間氏は、翌週の29日深夜、加地氏をゲストに招いて本人に真相を直撃。
そこではさらなる詳細が明かされることとなったのです。
その翌週29日深夜、加地氏が同ラジオ番組に生出演した際、平子についてNGに近いことを以下のように話しました。
「お客さんが引いていくのがわかったから、これはダメだと。マネージャーも知っているから、収録の後に『平子って、こんな感じだったっけ?』って言って。それで、エレベーターの前で、本人に『なんであんなこと言うんだい。普通に笑いを取ることはできないのかい』って言って(笑)。それで、もう4年くらい経つかな。そこから、『アメトーーク!』の会議で平子って名前は会議でもあがってない。NGに近い」
そんな中、先月23日深夜放送のTBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』で、平子が『アメトーーク!』の収録に行ったことを報告。
アメトーーク!出禁状態だった平子は、「普通、スケジュールは携帯にカレンダー式で更新されていくんだけど、その話だけはマネージャーから直接メールで『アメトーーク! 決まりです』ってきて。オファーの段階で震えた」と当時の様子を明かしました。
そして収録当日、撮影が始まる前に加地氏とバッタリ対面したという平子は、
「スタッフさんと加地さんが歩いている様子が『白い巨塔』みたいに見えたんだけど。加地さんも気づいたみたいで、顔隠して忍者みたいに逃げて」とうれしそうに明かしながら「『ちょっと、どこ行くですか』って言って抱きしめて。スタッフ、四千頭身とかが周りにいて、みんなラジオを聞いているから、オレが加地さんを捕まえた瞬間に、周りが『オー』ってなりました」と当時の状況を語りました。
収録は和やかなムードで行われたといいますが、肝心の内容について、平子は「分厚く話をしたいんだけど、本番何をやったか覚えてない。もちろん緊張もある中で、オレ何しゃべったっけって。翌日になるにつれて、あそこでこんなことしゃべって変な感じになったなって身もだえするっていう。悪いことしか思い出さないからさ」と話しました。
また、加地氏の“NG発言”の真意については
「加地さんは『出禁に近いです』って言っていたけど、そんなことないのよ。オファーももらっていたしね。ただ、そのテーマについて話せる、話せないっていうのがある中で、今まで出なかったっていうのもあるから。おもしろおかしく言ってくれて、そんなことないから」と明かしました。
平子の出禁の真相が明らかになり、ネット上の反応は・・・?!
「平子がスタッフからも後輩からもめんどくさがられてるのがよく分かる」
「演者と演出には双方にこだわりがあって然るべき、どうしても出たければ、信念を曲げればいいだけのこと!その逆も然り!今回は別に揉めたわけでもないし平子さんの芸風は万人受けするとは思えない!でも信者はいる!加地さんの番組はロンハーもアメトークも芸人互助会みたいなものなので、俺が俺が的な芸人はどうしても浮いてしまう!もちろんどちらの番組も面白いから長寿番組となっているので互助会は良い方向に向いていると思います。」
「いじられたら面白いのに無駄なプライドがあるから触れづらいんだよなぁ。」
などのコメントが寄せられていました。