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「人前が苦手」なHIKAKIN、トップユーチューバーになれた意外な理由とは!?


日本の若者で彼を知らない人はまずいないユーチューバーであるHIKAKIN、30歳。 日本における動画投稿の可能性を「先頭走者」として切り拓いてきたトップユーチューバーの彼が紹介した商品やグッズは飛ぶように売れ、経済を動かす影響力をもちます。今回、「TOP INFLUENCERS 50」に選出されたHIKAKIN。名実ともに動画界のスターになった彼は、どのようにその影響力を爆発させたのでしょうか….

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2010年6月、新潟に生まれたどこにでもいる青年の転機は突然やってきました。ユーチューブにアップした一本の動画『Super Mario Beatbox 』がアメリカでブレイク。世界からアクセスが殺到し、何者でもなかった彼の人生が、一夜にして変わったのです。HIKAKINは「僕は……まず何よりも運が良かったと思っています」と、成功の理由を話しています。point 232 | 1

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HIKAKINは、六本木ヒルズの一室に有名ユーチューバーが数多く所属する企業「UUUM(ウーム)」に所属。この事務所は東証マザーズに上場した企業として、その所属クリエイターにも注目が集まっています。その中でも別格の存在で、看板ユーチューバーとして視線が注がれているのがHIKAKIN。

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「小学校でヒューマンビートボックスに出会って、大好きになりました。高校を卒業したあとは都内のスーパーに就職して、会社の寮に住み込みで働きながら、ビートボックスの動画を上げたんです。ちょうどビートボックスの流行とタイミングが重なっていた時期だった。僕はパーティが苦手で、クラブで有名になるのは難しいと思っていたので、それなら動画一本でいこうと決めました」(HIKAKIN)point 241 | 1

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最初の動画のヒットから約2年後、ユーチューブで上げた収入が、継続的に会社員の月収を超えていたため、会社を退職。ユーチューバーの収益モデルの大きな柱は、動画再生回数に応じて得る広告収入。もちろん、安定収入ではなく、波があります。今月は良くても、企画が当たらなければ次の月は激減するというリスクも。

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この先も動画だけで食べていけるという確証はまったくなかったHIKAKINですが、「1カ月間、朝から晩までフルに制作に時間を使えたらこれ以上落ちることはないだろう」と考えたそうです。根拠らしい根拠はない漠然とした自信ではありましたが、決断は的中。独立してから、ユーチューブがスマホに対応しだしこれまで以上に世界中とつながりやすくなったのです。point 226 | 1

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「ちょっと前までアマチュアだった僕が、1年後(13年5月)にはシンガポールでエアロスミスと共演することができました。もうすごい経験をしたなぁって思います」HIKAKIN)

エアロスミスは誰もが知るロック界のレジェンドバンド。HIKAKINはユーチューバーになったことで、世界のロックスターと同じステージに立てるまでになったのです。ところが本人は、世界的に有名な誰々と共演して嬉しいという思いもさることながら、「動画を撮っているときが一番楽しい」という思いは変わらないのだといいます。

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そんなHIKAKIN、小学校のころから人前で何かを話すことは大の苦手で、ずっと避けてきたそうです。ひとりで企画から撮影、編集まで何でもできるユーチューブが、彼にとっては最大の救いになったのです。

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「人前が苦手な自分が、唯一輝けたのが動画投稿の世界でした。最近はありがたいことにテレビの仕事もいただいていますが、芸人の皆さんのテンションに僕が混ざると、雰囲気的にちょっと浮いちゃうんです。でも、そこで無理しようとも思わない。僕の動画を見たことない人に見てほしいなと思って出ています」(HIKAKIN)point 304 | 1

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HIKAKINの活躍でユーチューバーという職業は広く認知され、なりたい職業『ユーチューバー』とまでになりました。彼はインフルエンサーをどう定義するのでしょう….

「身近さのある新時代のスターですよね。僕に限らず、インフルエンサーは身近さがいままでにない強みになったと思うんです。僕たちは家で、コンビニで買ったものを食べて、感想を言う。テレビでスターと呼ばれる人は、プライベートを映さないですよね。テレビではできなかったことを、僕たちはやってきたと思っています」(HIKAKIN)

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彼の影響力を表す最大のキーワード『身近さ』。ユーチューブを楽しむスマホは、極めてパーソナルなツール。いつでも手の中にあり、その距離の近さはラジオやテレビの比ではありません。1対1という密な距離感で、毎日会える「身近なスター」というのが、ユーチューバーなのです。

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newslivedoor

HIKAKINは、こうした自身の武器を自覚し、フォロワーとの距離を圧倒的に縮めたことによって、その影響力を爆発させたと言えます。しかし、影響力の大きさは反響の大きさと比例し、さらにネガティブなコメントの量とも比例するようです。

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「僕が始めたころには信じられないことですけど、ユーチューバーのもとには一企業が受けるくらいのコメントが毎日来ます。ダメ出しも指摘も批判もやってくる。とても一個人で受けるような量だと思えないんですよね。いまのインフルエンサーはみんなタフですよ」(HIKAKIN)

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憧れられる存在になったHIKAKINには、小学生やもっと低年齢のファン層が多くいます。そのようなファンへアドバイスするならHIKAKINは以下のように語っています。

「“継続”することですね。まだまだインターネットの世界は発達すると思うから、大事なのは続けること。いきなりブレイクして出てきたなぁってユーチューバーほど、実は1年前からコツコツやっているみたいな人が多いんです。ブレイクする人は継続しているんですよ。いまからじゃ遅いよって人は間違っています。いまから始めればいいんです」(HIKAKIN)

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Yahooニュース

今後のステップについては模索中だというHIKAKINですが、「まだまだクリエイターでいたい。『あの人はすごい』と言われるような存在でいたいんです。ビジネスや投資を勉強したりする時間があるなら、動画のアイデアを練っていたい」と明かしています。

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誰も見ていないものを見続けてきた彼にとってのゴールが、まだ先にあるのか、それともすでにゴールを超えていて、30代で別の道を突き進むことになるのか…..。HIKAKIN自身もわかっていないようですが、ただはっきりしているのは、まだまだ彼を求めている時代と彼を追いかける人は後を絶たないということ。今後の活躍も期待したいものです。

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