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本当は怖い!?ジブリ映画の隠されたストーリー


子どもから大人まで幅広い人々に支持されているジブリの映画ですが、不朽の名作も多く、一度テレビで放映されれば多くの人々が注目をするような不思議な魅力があります。心温まる人間模様を描いたものが多く、感動したりワクワクしたり、時にはドキドキしたりという様々な魅力があります。そんなジブリ映画ですが、実は都市伝説が数多く存在します。その中でも特に有名なのが「となりのトトロ」です。この映画にはいくつかの謎が含まれており、最近では純粋に映画を楽しむというよりはこの都市伝説を検証しながら見るという人も増えているほどです。ではどのような都市伝説があるのかいくつか紹介していきます。

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写真:ameblo.point 60 | jp
・サツキとメイ死亡説
映画の後半、行方不明になった妹のメイを村中の人々が探すというシーンがあります。その中でやっと見つけた手がかりが池に浮かぶ1足のサンダルでした。おばあさんはこれがメイのものではないかと姉のサツキに見せるのですが、サツキは「メイのじゃない」と言います。この言葉に人々はほっと安堵するのですが、実はこれはメイのものだという話があがっています。数少ない人が住んでいる集落で同じサンダルを履いた人物がいる確率などそう高いものではありません。メイはすでに亡くなっているのです。その後サツキは突然走りだしトトロのもとへ向かいます。サツキの中でもメイが亡くなっているという考えが浮かんだからではないかと言われています。「メイのところへ連れて行って」とトトロにお願いするサツキの願いをトトロが叶えるのですが、これは「亡くなったメイのところ、つまり死後の世界に連れて行って」という解釈ができます。迎えに来た猫バスはまさにあの世とこの世をつなぐ唯一の乗物だと言っても良いでしょう。トトロの語源はトロールから来ていると言われているのですが、このトロールは海外の言葉では「死神」を意味します。メイのところへ案内したトトロはまさに死神だと考えてもおかしくはありません。point 592 | 1

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写真:あのころの – FC2
・主題歌の矛盾
主題歌の歌詞には「子どものときにだけ、あなたに訪れる不思議な出会い」という部分がありますが、これには大きな矛盾があります。実際にトトロはサツキとメイにしか見えていないからです。同世代の子どもたちがたくさん登場しているのに、なぜこの姉妹にしか見えていないのでしょう。それはすでにこの姉妹が死と近い場所にいたからだという説があります。point 240 | 1

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写真:海外の反応.point 59 | jp
・まっくろくろすけの存在
なぜメイが死ぬことになったのか、それは話の序盤でメイがまっくろくろすけを一匹つぶしてしまったことが原因だと考えられています。トトロの仲間でもあるまっくろくろすけを殺してしまったメイはすでに死につきまとわれる運命になったのです。作者である宮崎監督は会見時に「この作品はね、サツキとメイの魂の解放なんですよ」と語っています。この解放が意味するのは死なのではないかと多くのファンが考えています。point 267 | 1

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写真:スタジオととろ

・狭山事件
1963年に起こった事件です。当時高校生だった姉妹の妹が行方不明になり、数日後に森の中で遺体として発見されました。妹の姿に気が動転した姉は精神状態が異常になり「猫の化け物」や「大きな狸を見た」などの発言をしていたと言います。これがトトロのモデルになっているのではないかという話もにわかにあがっています。この事件が起こったのが5月なので、トトロに出てくる姉妹のサツキ(皐月)とメイ(May)という名前もつながっているように感じます。point 280 | 1

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写真:今日も得る物なしZ – はてなブログ

 

ジブリ映画は夢に溢れた作品が多いのですが、実は解釈次第ではとても怖い作品にもなりますし、とても深い作品にもなります。作品中に謎があるからこそ人々はその世界に引き込まれていくのでしょう。それがジブリ映画の1つの魅力とも言えます。

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