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天皇の料理人を務めた主人公のストーリー『天皇の料理番』のあらすじ


人気俳優の佐藤健さんが主演した「天皇の料理番」というドラマをご存知ですか?
TBS開局60週年を記念する特別企画として2015年4月26日から7月12日まで日曜劇場枠で放送されました。
此のドラマは、1978年に10月から1979年11月まで週刊読売に連載されていた小説を原作としており、実際の天皇の料理人であった秋山徳蔵という人物の経歴を元に青年期から主厨長になるまでを描いています。
細部にフィクションが含まれているため、小説版では秋沢篤蔵、ドラマ版では秋山篤蔵と表記されていますが、人気若手俳優である佐藤健さんを配役したことで注目を集めました。
ここでは、2015年に放送された天皇の料理人を努めた主人公のストーリーとあらすじを紹介しましょう。


写真:hattori.ac.jp

篤蔵の少年期
明治時代末期、福井県の片田舎で生活していた少年秋山篤蔵は、やんちゃで何事も続かない性格をしていました。そんな篤蔵に手を焼いた両親はお寺に預け、仏門の修行をさせていたのです。しかし修行や勉強に身が入らない篤蔵は、お寺から破門されてしまいます。
破門の理由は、酔っ払ったことでした。しかも、あろうことか寺の墓石をいくつも倒してしまうという失態を演じてしまい、お寺の住職からも見放されてしまうのです。point 268 | 1

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写真:toyokeizai.net

篤蔵 婿養子になる!
何をしても長続きしない篤蔵の将来を案じた両親は、思い切った手にでます。なんと鯖江にある昆布問屋を経営する高浜家の長女・俊子の婿養子に出すのでした。
婿養子に出された篤蔵でしたが、産地の異なる昆布を臭いで嗅ぎ分けるという特異な才能を発揮したことで、新生活に慣れていきます。

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カツレツとの出会い!
そんなある日のこと、鯖江連隊への配達に訪れた篤蔵は、厨房から漂ってくる芳しい匂いに気付きます。その香りの元をたどるとカツレツでした。
料理長・田辺の配慮によりカツレツを食べさせてもらった篤蔵は、初めての西洋料理に感動し、初めてカツレツを食べた篤蔵は、西洋料理の料理人になるという夢を抱きます。
その後、鯖江連隊に訪れては、料理人の田辺に教えを請うのですが、昆布問屋の仕事をサボっていたため、俊子の父・金之介に激怒されてしまい、篤蔵は逆ギレしてその場を去ってしまうのです。point 243 | 1

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写真:joshi-spa.jp

上京して料理人を目指す!
篤蔵は、料理人の夢を捨てきれずとうとう一人で上京します。行くあてもなく神田をうろついていると法律の勉強のために上京していた兄・周太郎と遭遇、しばらくの間、周太郎と過ごすことになるのでした。
篤蔵は夢を実現するため、田辺が以前働いていた料亭を訪れ、何度もしつこく雇ってくれと頼み込みます。そんな話しを聞きつけた周太郎の指導教授・桐塚から華族会館という西洋料理店を紹介され、コックの職を得ることに成功!西洋料理人への意欲をますます強めるのでした。point 303 | 1

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写真:excite.co.jp

理想と現実の間で!
華族会館でコックの職を得た篤蔵でしたが、毎日、皿洗いや鍋洗いという下働きばかりさせられたため、愚痴をこぼしていました。
名料理人になるために上京したのに下働きという現実にやる気を失っていた篤蔵は、鍋の洗い直しを怠ってしまいコックたちと衝突!口論に発展してしまいます。
そんな時、篤蔵の頭に浮かんだのが料理長・宇佐美の料理ノートでした。
コックたちの会話で登場する料理ノートに関心を持った徳像は、料理長・宇佐美の部屋に忍び込み、料理ノートを盗み出してしまうのです。point 308 | 1

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写真:bangumi.skyperfectv.co.jp

西洋料理の師匠・宇佐美都の出会い!
料理ノートをひと目見た篤蔵は、料理に対する情熱をますます高めます。そして料理を学びたいけど学ばせてもらえないというジレンマな気分に陥った篤蔵は、華族会館に足を向けるのでした。
厨房に入った篤蔵は、誰も居ないはずの厨房に宇佐美の姿を見つけます。
宇佐美は、翌日の調理のために包丁を研いでいる最中で「手抜きはご法度、料理はまごころが一番」と話すのでした。技術や食材にはその時々で品質が違ってくるが、包丁を研ぎ、鍋や皿をしっかり洗うことはできる、それを怠ってはいけないと篤蔵を諭すのでした。
料理ノートを盗んだことを白状し、首にしてくれと懇願する篤蔵に対して、宇佐美は過去に同じことをしたと話し、包丁を研ぎ続けるのでした。
篤蔵は「一生ついていきます!」と語り、下駄で自分の頭をぶちます。
この宇佐美との出会いが、篤蔵の気持ちに新田な風を吹き込み天皇の料理人への一歩を踏み出すことになるのです。point 490 | 1

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