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紀州のドン・ファン死去から2年、市が遺産約13億2千万円の「寄付」受け入れ作業へ


資産家として知られ、多くの女性との交際遍歴から「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(当時77)が、急性覚醒剤中毒で急死して、24日で2年を迎えるようです。

遺産は預貯金、有価証券などで約13億円と推定され、全財産を田辺市に寄付するとした「遺言書」をもとに、市が受け取るための手続きを進めているとのことです。

sankei.com

また、野崎さんの死亡経緯についてはいまだ明らかになっていませんが、県警は覚醒剤との接点を捜査し、事件、事故の両面で調べを進めているとのことです。

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野崎さんは2018年5月24日夜、自宅2階のソファで死亡しているのを妻と家政婦が発見。

toyokeizai.net

体内から致死量を超える覚醒剤成分が検出され、遺体に注射痕がなかったことなどから、県警は何者かに覚醒剤を飲まされた可能性があるとみて、容疑者不詳の殺人容疑で捜査を始めました。

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ただ、野崎さんが覚醒剤を摂取した経緯が解明できておらず、自殺や事故の可能性も含めて捜査を続けています。

google.co.jp

野崎さんの死後、自身で書いたとされる「遺言書」の存在が明らかとなったのですが、

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2018年9月、和歌山家裁田辺支部は、文書が形式的要件を満たしていると判断。

これを受け、市は19年9月に遺産を受け取る方針を明らかにしました。

dailyshincho.jp

その遺産総額、少なくとも約13億2000万円にのぼるとされます。

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また市は今年1月までに、野崎さんの土地や建物などの所有権を市に移す手続きをほぼ終え、現在は車や美術品などについても進めているようです。

市はこれらの財産の価値の鑑定なども進め、今年度中に遺産総額を確定する構えを見せました。

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buzz-plus.com

市の発表によれば、遺産受け入れの手続きにかかる弁護士委託や不動産鑑定などの費用は、計約1億8000万円と見込んでいるといい、

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市の担当者は「早くこの問題に区切りをつけたい。法律にのっとり、遺産額の確定を粛々と進める」と話しました。

buzz-plus.com

遺産13億2000万円にも驚かされましたが、遺産受け入れの手続きにかかる弁護士委託や不動産鑑定などの費用は、計約1億円8000万円にも驚かされましたね…。

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野崎さんの死去の経緯などが未だに分かっていない部分もあり、難事件となって捜査が継続されていますが、一早い解明を期待したいですね。