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    Categories: LIFE

運動が嫌な人でも続けられる!「階段ダッシュ」であなたも健康効果を得よう!


運動する時間がないのは言い訳


写真:www.commonhealth.com.tw

酷暑が続く日本列島。外に出ても暑すぎて大変な日々が続いていますね。しかし、こんな猛暑の中で無理に運動しろとは言いにくいですが、家に引きこもってばかりはいられませんよね。少しでも体を動かして、健康的な生活をしなければ人間だめになっていきます。最近では、運動する時間がないというのは言い訳に過ぎないとまで言われているのをご存知ですか?カナダの研究チームによると、短時間かつ高強度の階段駆け上がり運動(いわゆる「階段ダッシュ」)という、基本的に誰でもいつでも可能な方法によって、大きな健康効果が得られるようだと報告しているんです!しかも、研究者によると、「階段を昇ることは、誰もが家で、あるいは仕事場や外出先でもできる運動です」と語っています。これまでの研究でも、激しい階段駆け上がり運動を週70分(!)すれば効果的であることはわかっていましたが、全力インターバル運動(SIT)という短時間の全力運動を短い回復時間を挟んで行う種類の運動が、同様に効果的であるかどうかはハッキリしていなかったといいます。point 524 | 1

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プロトコールの効果を検証


写真:www.b-lab.jp

研究チームは31名の座位中心の生活を送る女性(平均年齢24歳、平均BMI=23)を対象に、2つの異なるプロトコールの効果を検証しました。どちらも、ウォームアップからクールダウン、回復までキッチリ10分間しかかからないものです。運動は週3回行い、それを6週間継続し、プロトコール1では20秒間の全力階段駆け上がり運動を、休憩をはさんで断続的に3回実施することにしました。対照群には、階段運動の代わりに、既に効果が知られているエアロバイクを全力で漕いでもらい、プロトコール2では、60秒間続けて1階または2階分の階段を昇り降りします。これも休憩をはさんで断続的に3回実施します。こちらは自宅でも容易に実行可能なものです。point 385 | 1

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写真:www.life-rhythm.net

どちらのプロトコールでも、必要な時間は週当たり10分×3回だけだったのですが、心肺フィットネスレベルが改善し、糖尿病に関連する重要なバイオマーカーの値を改善できることがわかったといいます。さらに興味深いことに、参加者は、60秒×3回のプロトコールよりも20秒×3回の方を好み、また2階分の昇り降りよりも1階分の方を好んだという結果になったんですね。2階分だとコーナーを回らなければならず、それが姿勢を不安定にさせることが嫌われた原因のようです。また、別の研究ではフィットネスクラブなどで専門家に監督されながらの運動よりも、日常生活に組み込まれた形での運動を、電話で専門家がサポートする形のほうがより効果的であることが明らかになりました。point 390 | 1

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階段ダッシュで健康的に!


写真:muster.jp

皆さんいかがでしたか?暑い日が続いていますが、階段ダッシュで健康効果が得られるのであれば、クーラーのきいた室内でも階段があればできますよね。ちなみに、インターバル運動は、生活に組み込むことが容易な運動手段であるため、そのために生活すべてを組み立て直す必要がありません。ただし、通常の日常生活の中での訓練を完全に実施するのは困難である場合が多いことから、今後、より大規模の集団を対象に、階段ダッシュがどれだけ順守され効果を発揮できるかを検討していく必要があるといわれています。point 311 | 1

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