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空腹時に頭痛?原因は低血糖?その対処法と対策は?


いつも空腹時に頭痛がしたりしませんか?もしかしたらそれは低血糖を原因とするものかもしれません。今回は頭痛の仕組みと対処法、そして低血糖を引き起こさないための対策についてまとめてみました!


写真: nelture.com

空腹時の頭痛は低血糖が原因?

お腹が空いた時に感じる頭痛は、脳が「空腹感」を感じ、低血糖状態におちいることが原因となります。大事なのは「空腹」と「空腹感」は違うということです。「空腹」は胃に食べ物が入っていない状態、それに対して「空腹感」は脳が感じるものです。つまり、空腹感は、空腹でなくても起きてしまいます。なぜ脳は、空腹感を感じてしまうのでしょうか?人間の脳は大量のブドウ糖をエネルギーとして動いています。point 269 | 1

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写真: teru-saishin.com

血糖値が足りていないと、脳は「エネルギーが足りない!」と判断して、アドレナリンやノルアドレナリンを分泌させて身体を維持しようとします。アドレナリンは痛覚を麻痺させて、各部の血管の拡張や収縮といったストレス応答を全身の器官に対して引き起こします。しかし、これはある種のドーピングみたいなものなので、良いことばかりではなく弊害もあり、その中に頭痛が含まれています。

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空腹時の頭痛の対処法は?

脳が空腹感を感じている時に、エネルギー不足を訴え、アドレナリンを分泌します。その結果、弊害として頭痛が引き起こされることになります。「じゃあ頭痛を治すためには甘いものとか食べて脳の空腹感をなくせばいいんじゃないの?」もちろんそれは正解です。空腹による頭痛は、食べ物からブドウ糖を摂取し、低血糖状態を解消することによって治ります。甘いものを摂ることで低血糖状態を解消することはできますが、お菓子に使用される糖分は、白糖やグラニュー糖など、「精製糖」と呼ばれる純度の高いもので、血糖値を急激に上昇させてしまいます。point 267 | 1

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写真: fun-mom.com

私達の身体には常にバランスの取れた状態を保とうとする機能が備わっているため、急激な血糖値の上昇を下げようとインスリンを分泌します。インスリンには、血糖値を下げる効果がありますが、効き目が大きすぎて、血糖値を必要以上に下げてしまうこともあります。血糖値は血液中のブドウ糖の濃度なので、脳が使うエネルギーがなくなってしまいます。そうすると、また脳がエネルギー不足を訴え、アドレナリンを分泌させてしまい、悪循環となってしまいます。そのため、もし頭痛を取り除くために砂糖や炭水化物などのブドウ糖が含まれるものを摂取しようという時は、血糖値を上げ過ぎないものを選ぶようにしましょう。point 351 | 1

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空腹時の頭痛を繰り返さないための対処法とは?

空腹時の頭痛の原因はブドウ糖の不足によって、脳が空腹感を感じることなので、日頃の食事の中から充分な量のブドウ糖を補給することが大切です。ただし血糖値を急に上昇させると、インスリンが大量に分泌されるので、血糖値を下げることになります。精製糖だけではなく、小麦粉や薄力粉にも注意が必要です。砂糖以上に血糖値を上昇させるという効果があると言われているからです。また、間食でエネルギーを補う場合も同じです。甘いものが欲しい時は、大量の糖分を一度に摂ることは避けることを意識しましょう。point 260 | 1

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写真: pinky-media.jp

食事の際にはしっかりとした咀嚼が大事です。消化を助けるだけでなく、満腹中枢を刺激することで食べ過ぎ・早食いを防いで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。時間をかけて食べるということはそれだけゆっくりと身体に入っていくということに繋がります。「いつも好きなものをいっぱい食べられるなら身体を壊してもいい」「いつまでも好きなものを食べたいから、身体を大事にする」人それぞれ考えがあるとは思いますが、取り返しのつかなくなる前に一度考えてみるのはどうでしょうか?point 298 | 1

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まとめ


写真: ameblo.jp/ohana-kai-kai

今回は頭痛の仕組みと対処法、そして低血糖を引き起こさないための対策についてまとめてみました!もちろん、空腹時の頭痛の全てが低血糖を原因としているとは限りません。しかし、もし心当たりがあるのであれば、対策や対処法を試してみてはいかがでしょうか?

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