今月、4月23日発売予定、１０代２０代に絶大な人気を誇る、ファッション雑誌『ViVi』(講談社)の6月号の表紙について、カバーガールをモデルのKōki,が担当していることが判明し、河北麻友子の卒業号の晴れ舞台の横取りの起用に、批判のコメントが殺到しています。
『ViVi』といえば、今月11日、長い間同雑誌を支えた専属モデルの河北麻友子が卒業することを発表したばかり。彼女は、7年以上も専属モデルを務め、今なおティーンエージャーに多くのファンが居ることから、Viviの愛読者たちからは惜しむ声があがっていました。
そんな中、今回Viviの公式インスタグラムは「ViVi6月号のカバーガールは!! じゃーん初登場Kōki,さんです 新しい時代の幕開けを感じるオーラがすごい」と、河北麻友子の卒業号でのカバーガールをKōki,が担当することを発表しました。
通常、専属モデルが卒業する際には、卒業モデルがカバーガールとなって単独表紙を飾るというのが通例のパターンですが、特に河北はこれまでの７年間単独表紙を一度も飾ったことがなかったということもあり、読者からは河北の単独表紙への期待も集まっていました。しかし、Vivi編集部が発表したのは、”Kōki,がカバーガールとして初登場”するということでした。point 231 | 1
しかし、雑誌ファンからはこの投稿に対しての批判が殺到。「麻友子ちゃんが載ってるからViViを買い始めたのに、最後くらい表紙にしてあげてほしかったです」「最後くらいまゆちゃんにしてあげて欲しかった。ViViファンとしてなんでって思いがすごいです」「7年間ViViを支えた、河北麻友子のことをなんだと思ってるんですか」「卒業号に卒業モデル起用しないの疑問しかありません」「この投稿にも麻友子ちゃんのこと触れてないってどういうこと」point 273 | 1
また、「コーキちゃん好きだけど今じゃない。これじゃコーキもかわいそう」「またKōki,かよ！ ゴリ押しうざっ！」などKōki,を心配する声や批判もあるようで、芸能界のKōki,の猛烈なプッシュに飽き飽きしている人も多いようだ。
７年間という長い間専属モデルとして活躍しつづけた、功労者である河北麻友子の最後の晴れ舞台を、Kōki,の初登場の”おまけ”のように扱う雑誌から読者が離れていくのには時間がかからないかもしれない。実際に、インスタグラムに寄せられている批判コメントの中には、“不買”を宣言する声も多く寄せられており、雑誌が売れない今、『ViVi』にとって痛手になってしまうかもしれない。point 242 | 1
また芸能記者は以下のように語っています。
「また、そのほかに聞かれているのは、『芸能人か、専属はハーフのみしか表紙にしない理由はなんですか？』『ViVi専属モデルはハーフじゃないと表紙になれない縛りでもあるんですか？』という声。19年に入ってからは藤田ニコル、emma、トリンドル玲奈、玉城ティナ、八木アリサが表紙を務めていますが、ネームバリューのあるKōki,を除き、全員がハーフモデル。ここ数年、『ViVi』単独表紙はハーフモデルが務めている確率が圧倒的に高く、読者の間で溜まっていた鬱憤が爆発してしまったようです」―芸能ライターpoint 272 | 1
元々雑誌のカバーガールの起用方法に疑念が持たれていた中での、芸能界ゴリ押しのKōki,の起用。今回の選択はチェレンジのつもりだったのかもしれないが、Kōki,にとってもViviにとってもいい結果にはならなさそうです。