11月30日の参院予算委員会は慄然モノでした。立憲民主党の塩村文夏議員が差別発言を平然と繰り返す杉田水脈総務政務官の資質を40分あまり追及、薄ら笑いを浮かべた杉田氏はデタラメ答弁を連発し、ネット上でもさらなる批判を買っています。
杉田氏の異常な思考回路は「LGBTは生産性がない」で周知されています。しかし、杉田氏の差別発言はこれだけじゃないのです。
14年10月の衆院本会議で「男女平等は絶対に実現し得ない、反道徳の妄想です」とブッて、男女共同参画社会基本法の廃止を求めたことについては「現在とは異なる政党に所属をしていた」と釈明。杉田氏の古巣は旧日本維新の会で、当時は次世代の党所属だったが、子どもの言い訳にも劣ります。
極め付きは16年の国連女性差別撤廃委員会に関するブログ投稿で、「小汚い格好に加えチマ・チョゴリやアイヌのコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと罵詈雑言だったのだが、「100人ぐらいの方々が私を取り囲んで至近距離で罵声を浴びせた。当時、一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がなかった」とまたウソ。
さらには、彼らに対して『はっきり言います。彼らは存在だけで日本国の恥さらしです』とも明言していたことがわかったのでした。「今は岸田内閣の方針に従って、暮らしやすい社会の実現のために尽力する」と発言する杉田氏だが、ネット上ではこんな声が広がっています。
「後見人か保証人か親代りか知りませんが、後で睨みを効かせてくれる大物がいなくなると袋叩き。 あんな答弁でなら恐らく、与党内部からの目線も厳しいでしよう。 本人は世間の師走の風の冷たさと自信の真の実力を感じてるんでしようね。」
ADVERTISEMENT 「任命前から問題のある不快な言動をするような輩が、国政の場で矯正されるわけなどないだろうに。謎の任命でしかない。」
「杉田氏は、その主張が奇異であるばかりではなく、国会答弁の様子も尋常ではない気がする。人格に問題があるのではないか。」
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