来年3月に放送開始するWOWOW連続ドラマ『連続ドラマW パレートの誤算 ～ケースワーカー殺人事件』に若手女優・橋本愛さんが主演。橋本さんといえば、「あまちゃん」でブレークし、2014年フジテレビ系「若者たち2014」を最後に民放連ドラレギュラーから遠ざかっていましたが….。

高畑充希さんが主演した日本テレビ系の10月期ドラマ『同期のサクラ』で、女優2番手で出演し、大いに存在感を発揮したばかりの橋本愛さん。今年のNHK大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺～』では、吉原の遊女・小梅役を演じたのも記憶に新しいです。

2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』でヒロインを務め、「第36回日本アカデミー賞」優秀新人俳優賞を受賞。脚光を浴びた橋本さんは、2013年前期のNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』で、「能年玲奈」改め‟のん”が演じる主人公・天野アキの同級生・足立ユイ役を演じて大ブレークを果たしました。

2013年10月から12月に放送された『ハードナッツ！～数学girlの恋する事件簿～』（NHK BSプレミアム）では連ドラ初主演を務め、翌年7月期『若者たち2014』（フジテレビ系）に女子高生役で出演しましたが、これを最後に民放ドラマの世界から離れてしまいました。

その後、映画出演に重きを置き、2016年には4作に出演し、『うつくしいひと』『バースデーカード』では主演を務めました。2017年以降も映画界での活動を精力的に続けていた橋本さん。今年は『いだてん』を皮切りに、6月にはNHK BSプレミアム『長閑の庭』で、約6年ぶりに連ドラ主演をし、『同期のサクラ』では、5年ぶりに民放連ドラにレギュラー出演。そして来年にはＷＯＷＯＷで初主演を務めることとなりました。

 

橋本さんが、なぜ民放ドラマから遠ざかっていたかというと…フジの開局55周年記念ドラマとしてオンエアされた『若者たち』で視聴率は平均7.7％と大爆死してしまい、主演の妻夫木聡さんは大バッシングを受けてしまいました。それもあって、橋本さんはドラマが大嫌いになったといわれています。

ドラマに出たがらない橋本さんに困った所属事務所はお茶の間の視聴者から忘れられてしまわないように説得。ようやく重い腰を上げた橋本さんは視聴率が話題になることがほぼないBSのドラマ主演を受け、本格的にドラマに復帰した理由だと言われています。

演技力のある実力派女優である橋本さんなので、民放連ドラでの主演やヒロインを期待しているファンも多いことでしょう。まずは来年のドラマ出演に注目ですね！