世界の羽生結弦
日本人で彼を知らない人はいるのでしょうか。。羽生結弦選手の活躍っぷりは世界で話題になっているはずです。そんな羽生結弦選手は宮城県仙台市出身のフィギュアスケート選手です。今やその人気はアイドルを凌ぐほどで、羽生選手に憧れてフィギュアスケートを始める子供達も沢山います。
ですが、小学三年生の時に一度、「スケートをやめて野球をやりたい」と話したこともあったそうです。意外ですよね。理由は、小学三年生の遊びたい盛りに、スケートの練習がハードになっていたためです。ただ、それでもスケートをやめなかったのは「好きで始めたことに屈したくない」という羽生選手の強い意志があったからなんです。その結果、全日本ノービスに出場し、若干9歳で優勝し、金メダルを獲得しました。
その後、2006年のトリノオリンピックで荒川静香選手が日本人初となる金メダルを獲得したことで、フィギュアスケート界が盛り上がりを見せました。それと同時に、ミヤギテレビ「OH!バンデス」で、小学6年生の「天才スケート少年」として羽生選手の特集が組まれ、「ソチオリンピックで金メダルを目指す」と発言しました。
まだノービスの選手(中学一年生)だった羽生選手は全日本ジュニア選手権で3位入賞を果たします。ノービスの選手が全日本ジュニア選手権の表彰台に上がるのは日本男子史上初でした。そしてこれを境に、羽生選手は様々な大会で入賞し、様々な快挙を私たちに見せてくれました。そして勿論、宣言通り2014年のソチオリンピックで金メダルを獲得しました。この時、フィギュアスケート男子シングルの種目において、アジア人初となる冬季オリンピックでの金メダルを獲得したのです。
スポーツ界でのアカデミー賞
羽生選手はソチオリンピック後も大活躍しますが、2017〜2018シーズンの公式練習中、四回転ルッツで転倒した際に負傷してしまいます。日本スケート連盟が「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」との診断結果を発表しました。骨と腱にも炎症があり、回復が遅れながらも、羽生選手は次のオリンピックを目指しました。怪我のために様々な大会を欠場し続けた羽生選手でしたが、2018年2月の平昌オリンピックに出場を果たし、ここでも金メダルを獲得しました。約4ヶ月ぶりとなる復帰戦にして、男子シングルでは66年ぶりの五輪連覇という快挙を成し遂げたのです。
そして今回、右足を痛め練習もままならない中、平昌オリンピックで金メダル獲得という功績が讃えられ、スポーツ界でのアカデミー賞とも呼ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」に羽生選手がノミネートされました。
#羽生結弦 のファンたち、ローレウスはあなたを聞いた!
羽生結弦様自身からのメッセージがある。#Laureus19#YuzuruHanyu fans, we've heard you on Twitter…
ADVERTISEMENT So here's a message from the main man himself ⛸#Laureus19 pic.twitter.com/LeOXuDK0ua
— #Laureus19 (@LaureusSport) February 16, 2019
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ローレウスの公式ツイッターには羽生選手のコメント動画も掲載されており、日本のみならず世界中から反響の声が寄せられています。「メッセージが見られて嬉しいです」「羽生選手の声が聞けてよかった」など羽生選手の人気ぶりが伺えるものばかり。羽生選手がノミネートされたのは「年間最優秀復帰選手部門」。果たして、さらなる快挙を達成したのでしょうか。
各国が注目した結果は…
羽生選手はノミネートされるも残念ながら受賞には至りませんでした。しかし、ノミネートされる事さえも難しい名誉ある賞に羽生選手がノミネートされたということは、紛れも無い事実です。羽生選手はこれからも日本を代表する選手として更に活躍してくれる事でしょう。