手作りは自分にとってハードルが高いものと感じている方も少なくないでしょう。しかし素材を選べば簡単にできる手作り小物も多いものです。特に扱いやすく初心者でも手作りしやすい素材がフェルトです。綺麗な色もたくさんありますし柄の入ったものも最近は増えていますからおしゃれなアイテムを簡単に作ることができるようになります。まずはこうした扱いやすいフェルトを使ってどのような小物ができるのかという事を見ていきましょう。
縫わなくても作れるオシャレ小物
写真:Goo
フェルトを使えば布端のほつれを気にする必要がなくなるので、切ったままの形を生かして小物として利用することができるようになります。すでに持っている小物に装飾するという事も手軽にできるのでまずはこうしたものからチャレンジしてみましょう。
まずは手持ちのバッグなどに飾りをつけていくことから始めてみましょう。シンプルなエコバッグを自分でデザインしておしゃれなものに変えることもできます。好きな色のフェルトを好みの形に切り取ってそれを布用ボンドで貼り付けてみましょう。ワンポイントを加える程度でもよいですし、バッグの全面をキャンバスのように使って絵を描く感覚で飾り付けてみても素敵です。お子さんでも簡単にできる手軽さなのでぜひ親子で取り組んでみましょう。
写真:手作りガーランド・オーナメントの作り方と無料素材専門サイト
また、インテリアを飾るオーナメントなども扱いやすいフェルトなら簡単に作ることができます。お好みの形に切り穴をあけてリボンを通せば出来上がりです。壁にぶら下げるとおしゃれなインテリアアイテムになりますし本を読むときのしおりとしても活用できます。いくつかフェルトを切り取ったパーツを作っておいてリボンで結びつけていけばガーランドとしてお部屋を華やかに飾ってくれます。パーティーの飾りつけなどに大活躍してくれる小物が簡単な手作りで作れるのです。
縫えればより便利なアイテム作りが可能
写真:Naverまとめ
布をボンドで貼り付けるという形でもいろいろなアイテムが作れますが、やはり縫い付けたほうが丈夫になり扱いやすい小物に仕上がります。良く物の出し入れをする場合やお子さんに与えるおもちゃなど丈夫に作りたい場合は是非針と糸を取り出して縫ってみましょう。それほど難しいテクニックもいらずに出来上がるので裁縫が苦手な方でも十分すてきな小物を作ることができます。
まずは袋状のものを作ってみましょう。二つ折りにしたフェルトの両端をまっすぐ縫うだけです。小さく作れば小物が入るケースになりますし、少し大きめに作って紐をつければお子さん用のポシェットにもなります。実用性をより高めたい場合は蓋ができるように片方を少し長めにして二つ折りしてみましょう。蓋を止めるためにボタンなどを付けていきます。ボタンホールを作る時もフェルトなら切り込みを入れるだけなので手軽にできます。
写真:minne. com
その他にもファスナーを付けてポーチにしてみたりブックカバーを作ったりといろいろな小物がフェルトで作れます。切りっぱなしで良いので見たままの形で作ることができるというのがポイントです。ぜひ好きな色や好きな柄の入ったフェルトを用意してアイテム作りをしてみましょう。糸の色やボタンのデザインなども合わせて作ってみるとよりおしゃれに出来上がります。
まとめ
写真:PR Times
フェルトはその特徴から初心者の小物作りに適しているということができます。これまでお裁縫が苦手で手を出そうと思えなかった方でもぜひ取り組んでみましょう。縫うことができなくても切ったり貼ったりするだけでオリジナルの小物を作ることができますから大人から子供までみんなで楽しむことも可能です。できた小物は日常の中で生かしていくこともできますから、作る楽しみと使う楽しみの両方を味わっていくことができるのです。