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手作りには見えない!おしゃれミサンガの作り方


人間の生きる世界には様々な縁起物というのが存在します。もたらされる効果にたとえ科学的根拠がなかったとしても、事実それを身につけているだけで心が安らいだり、不安が和らいだりします。日本の伝統的なものでいえば「お守り」がそのひとつになるでしょう。しかし、お守りは日本人らしい謙虚な精神に通ずるものがあって、人に見せびらかすようなものではないとされています。一方で、優しい祈りと願いを込めながらもファッションの一部としても定評があるのがミサンガです。


写真:ja.wikipedia.org

ミサンガの歴史は400年も前に遡るといわれ、発症はポルトガルの教会だったといわれています。教会の名前は「ボンフィン」といい、これは「美しい終わり」を意味するといわれています。このことからミサンガは身につけ続け、最後に切れてしまったときに願いが叶う縁起物として広まっていきました。
日本で広く認知されたのはサッカーのJリーグの発足当時に活躍していた外国人選手がミサンガをしていて、それを他のプレイヤーも真似をし、ファン層、そして一般大衆に認知されるようになったといわれています。八百万の神々を受け入れる精神の強い日本では宗教観の壁はそれほど厚くありません。よって、ミサンガの文化もすんなり定着したといえるでしょう。point 374 | 1

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写真:uratte.jp

このような歴史を持つミサンガは、自分が身につけるという目的だけでなく、愛する人へ自分の気持ちを伝えるためのプレゼントとしても使われるようになりました。素材にこだわる必要はなく、ミサンガに宿るパワーの種類は基本的に編む紐の色によって変わってくるということですので、手作りでこさえる人も多くいます。
では、あればきっと良いことが起こりそうなミサンガの作り方を紹介します。
もっとも基本的な編み方は三つ編みになります。思いに沿った色味の紐を三本用意します。それぞれを互い違いに交差させて編んでいけば完成します。色が交差するので見た目もカラフルで美しく、オーソドックスながら一番多いタイプのミサンガになります。願いを増やしたい場合は四つ編みくらいまでならば違和感のないものができるでしょう。point 407 | 1

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写真:mi3ga3.com

次に輪結びです。初心者であったり手先の器用さに自信がない人におすすめで、あっという間に完成する方法です。まず紐を2本用意します。芯となる糸と、巻き糸を決めます。芯になる糸は動かさずに巻き糸のほうをくるくると芯を包むように螺旋状に覆っていきます。作った輪を芯の糸を挟んで固結びをするように締めていけば完成します。カラフルにしたい場合は、細い糸を束ねて一本の紐とし、芯と巻きを決めれば美しく仕上がります。ポイントは最初の固結びを終えた際に、その部分をセロハンテープなどで固定すると、後を楽に結んでいくことができます。point 325 | 1

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写真:cocokiki.net

とことんデザインにこだわりたい場合は、方眼紙を使うと分かりやすく作ることができます。方眼紙のひとつひとつのマス目をドット絵のように塗りつぶしていきます。恋人同士でつけるものならばハートの絵などがおすすめでしょう。その割合に合わせて紐を用意します。背景となる部分は縦巻きにし、ハートの部分に到達したら紐を交差させて結ぶ方と結ばれる方を交代させます。この割合の計算が方眼紙を使うことによって明確になりますので、それぞれの柄の中心がずれてしまうようなことが少なくなります。手間はかかりますが、その分祈りや思いが強く、心がこもっている印象を受けるので恋人もきっと喜んでくれるに違いありません。point 363 | 1

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写真:spi-con.com

ミサンガは色やつける場所によって、若干の効果の違いや意味合いにも変化がみられます。市販のものも良いですが、ぜひ、自分や相手の気持ちや願いに合わせて、手作りのおしゃれミサンガを作ってみましょう。効果はよりいっそうアップするはずです。

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