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「ステマではない」ニセ医学“血液クレンジング”を拡散したはあちゅうが騒動について言及


インスタグラムを始め、芸能人やインフルエンサーなどがSNSなどで取り上げたことにより、あっという間に拡散した“血液クレンジング”。がんや白血病、HIVや肝炎などに効果があると宣伝するクリニックも数多い中で、「ニセ医学」「誇大宣伝」と批判を浴びています。

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朝日新聞

血液クレンジング療法とは患者の血液を採血し、「医療用オゾン」を混ぜ、再び自分の体に戻すというもの。ネットで『血液クレンジング』で検索すると、「ドロドロの血液を取り出し、オゾンで洗浄してサラサラの血液に」「HIV、肝炎、白血病、アレルギーに効果」「糖尿病の合併症、子供の注意欠陥多動性障害、抗がん剤治療の副作用」などと謳っている医療機関のHPが複数ヒットします。インフルエンサーの「はあちゅう」こと伊藤春香さん(33)も、自身のブログ『はあちゅう主義。』で、「自然治癒力を大幅にアップさせる」「疲労回復・アンチエイジングに効果抜群」などと勧めていました。point 330 | 1

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東洋経済オンライン

しかし、SNSを中心に、医師による「効果はない」との指摘が相次いでいて、その注目度の高さから、今月に入り国会でも問題視する質問が出る事態となっています。そこで、オンラインメディア『BuzzFeed』の記者が本人に直撃し、血液クレンジングについて取材を行いました。はあちゅうさんは「何もかもが信じられない。そもそもなぜ、医師免許のある人がニセ医療を提供しているのか」と疑問を口にしています。point 253 | 1

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ウートピ

記者:ブログ「はあちゅう主義。」では「血液クレンジング」という言葉の入った記事が、2012~2013年に46本も投稿されていました(現在は削除)。これはステマではないのですか?

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はぁちゅう:ステマではないですね。
クリニックから個別に広告費を受け取っていたということは一切なくて。そういう後ろめたいことがあったら、今回も取材を受けてなかったと思うんですけど。

と、はぁちゅうさんは消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をする“ステルスメーケティング(ステマ)”ではないことを否定しました。しかし、ステマではないとしながらブログの記事を見ると疑問な点がいくつか残ります。

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BuzzFeed

記者:「自腹」という割にはブログに院長と撮った2ショット写真まで載せていて、サービス過剰な印象を受けたのですが。あれだけ好意的な記事を、本当に無料で書いたのですか。

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はあちゅう:全部タダでした。

記者:少なくとも3回施術を受けていて、初回は貧血を起こして気分が悪くなっていますよね? 自腹で受けて1度目で体質に合わないとわかったら、2回、3回と続けて受けるのは不自然では。

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はぁちゅう:2回目、3回目に行ったのは、私が悪いんだろうと思っていました。私もともと、点滴とか注射っていうのが全部ダメなんですね。私が極端にダメな人間だから気分が悪くなっちゃったんだろうと。医療的な行為に近いから人によっては効果があるものなんじゃないかなと思ったんですね。

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はぁちゅうさんは、血液クレンジングの効果を純粋に信じていたと説明しています。そんな中で、ブログ記事に「ニセ医療をすすめるな」「だたの詐欺行為」などと批判が殺到したことについて心境を聞いてみました。

韓国経済.com

記者:批判の声はどう受け止めていましたか。

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はぁちゅう:血液クレンジングってニセ医療と言われているんだっていう風には思ったんですけど、それで言うとエステとかもニセの美容と言えてしまう。実際にはあまり効果がないものを「痩せますよ」とパッケージで売っている。それもニセと言われればニセだと。だから、血液クレンジングだけが特別危険だとか、インチキだとは思わなかったです。

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記者:はあちゅうさんの記事を読んだ人が「効果があるならこっちを受けよう」と思って、がんの標準治療を受ける機会を逃すかもしれない。そういうことは考えませんでしたか?

はぁちゅう:当時はそこまで、考えが及びませんでした。私自身、過去を振り返って、多分1人の人が勧めているだけなら、そこまで信じなかったかもしれない。いろんなメディアの情報やリアルな知人たちからの口コミが重なって信じ込んでしまったので、私もそこに加担していたんだなと。

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ブログやTwitterで、時に自分の発言が公共のもの、公になるという感覚を忘れて書いてしまうことに対して、改めて気を引き締めなくちゃいけないな、とは思いましたね。

BuzzFeed

記者:医療情報の発信に関して、もう少し慎重になった方はよいのでは。

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はぁちゅう:それはもう、今回のことで非常に身にしみました。でも美容・医療・健康に関して、一切触れない記事って難しくて。「今日も子どもがかわいかった」ぐらいまでは大丈夫だと思います。いまは発信しないでおこうという判断をできるんですけど、また引っかからないとか、まったく一生記事に書かないとは保証できないなって思います。

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記者:血液クレンジングを拡散したことに対して、ブログの読者やフォロワーへの謝罪の気持ちはあるのでしょうか。

はあちゅう:見て信じた人に対しては、間違ったことを広めて申し訳ないと思いますね。ただ、いま私は「間違った」っていう気持ちになっているんですけど、医学的な論文を調べたわけではないので。

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不確実な情報を安易にブログに載せたことに対しての申し訳なさであって、「血液クレンジングが間違っていてごめんなさい」ではないんですよ。裏どりのできていない健康法を安易に広めてしまったことに対して申し訳ないと思っていて、今後はより慎重になることをお約束します。

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google image

今回のことを機に、気持ちを引き締めたはあちゅうさんですが、ネット上では「よくもまあこれだけ言い訳出来るなぁとある意味感心。情報発信者側が情弱って酷い話やけど、これのフォロワーは更に悲惨。。」「いいですよと発信したら知った人が命の危険になるかもしれないということを考えないで発信できることが問題だろう」「自分は一切悪くない。寧ろ被害者なんです。のスタンスで逃げ切れると思っているようですね。」「ただの無責任だということです。」などと、厳しい意見が寄せられています。point 292 | 1

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