嵐にとっての2014年は、デビュー15周年のアニバーサリーイヤー。メンバーはこぞって映画やドラマに出演、テレビでも15周年特番が組まれるなど、実に華やかな活動を繰り広げてきました。年の締めくくりには5年連続となる紅白の司会にも抜擢され、まさに嵐という名に相応しい一年を過ごしていましたね。そんな彼らですが、一部ではそろそろアイドルとして終わりなのでは?という声が上がっているのも事実。これだけの大人気グループでありながら、なぜそんな意見が飛び出してきたのでしょうか。
豪華すぎた15周年ライブがかえって裏目に出た?
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15周年の目玉といえば、デビューした思い出の地ハワイでのアニバーサリーライブでしたね。
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会場はなんと東京ドーム2個分という豪華さ、機材も日本からたくさん運び込んで、ジャニーズライブのお家芸であるムービングステージもしっかり用意されていました。日本で行われるライブに比べても全く引けを取らない様子に、大満足だったファンの方も多いのではないでしょうか。
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ライブが開催されたことによるハワイの経済効果は22億円とも言われていて、ハワイ州の政府が2014年の9月19日を「嵐の日」に制定するほど嵐の力は絶大。本当に信じられないほど大人気ですね。
でも、この豪華さこそがアイドルとしての限界を示しているという意見があるんですよね。通常アニバーサリーイヤーは10・20周年などキリの良い年に盛大に行うもので、15周年というのはなんとも中途半端だと。その半端な年に敢えてこれだけの企画を実現したのは、5年後にはもうアイドルとして下降線をたどっていることが予想されるからだと。ジャニーズ事務所は人気があるうちに売り込もうという考えで(ゲスな言い方をすれば儲けられるうちにとことん儲けよう)、豪華なライブ企画を実現したというのですが・・・。確かに華やかな企画の裏でファンの方達の出費は相当のものだったでしょう。チケット代だけでなくハワイまでの交通費や宿泊代もと考えると、それなりにまとまった金額が必要だったのは間違いありませんね。
嵐のファンを舐めないでね!
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メンバーの平均年齢が30代と上がってきたことも、アイドルとしての限界が近い理由としてよく挙げられます。だんだん踊りにキレがなくなってきたり、体を張れなくなっていく嵐からファンは離れるだろうと考えられているのです。
では、2014年を嵐と共に駆け抜けたファンの方達はというと・・・こんなネガティブな意見は全く気にしていないというのが実情です。
残念だけどハワイのライブは見に行けないというファンは、会場に行ける人に願いを託したり記念グッズを購入して、決して無理をせず自分にできるかたちで応援をしていました。SNSなども上手く利用して、ハワイと日本のファンがひとつになっていたんです。
ジャニーズ事務所や嵐に無理をさせられたと感じている人はごくわずか、ファンの方達は心から15周年を祝っていたんですね。そして、嵐がおじさん化していくこともきちんと受け入れられていますよ。若いから好き・年をとったら嫌いだなんて考えるファンはいません。30代になってからのほうが魅力が増したよねという意見も。多くのファンは一緒に年を重ねていく喜びを噛みしめていますし、嵐の苦労した歴史を知っているからこそ今の活躍が嬉しいんです。メンバーがおじさんになっても、いや、おじいちゃんになってもずっと見守っていたい!そんな温かいファンがたくさんいるのが嵐なんです。
まとめ
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芸能人は憶測で好き勝手な意見を投げられるのが多い仕事ですよね。嵐のアイドルとしての活動に限界が・・・これもそのうちのひとつでしょう。だって、嵐がいつまでアイドルでいられるのかなんて、誰にも分からない事なんですから。
写真:腐女子のオタク感想文
2017年に発表されたアルバムの初動売上枚数は約70万枚、これまでの記録を更新し歴代1位という快挙を成し遂げました。嵐の勢いはまだまだ留まるところを知りませんね。きっとこれからもたくさんの笑顔でみんなを幸せにしてくれることでしょう。今後も嵐から目が離せません!