性的暴行犯罪者を去勢する法律が!?

絶えない性的犯罪。残念ながら、幼い児童もその被害に遭うことがあります・・。そこで、『児童に対する性的暴行で有罪となった者に、薬で去勢する法律』が出来たようです。今年2018年に実施されるのは、なんと2000人なんだとか・・・！

今年実施されるのは2000人

カザフスタン政府は、児童に対する性的暴行で有罪判決を受けた者に薬による去勢を実施すると発表しました。担当する保健省によると、最初の対象者は2016年4月に児童に対する性的暴行で有罪となったトルキスタン地域の匿名の男のようです。ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、今年実施される2000人分の去勢のために、3000万円相当の予算を計上。リャザット・アクタイェワ（Lyazat Aktayeva）副保健相によると、現時点では、裁判所の命令に従った注射による去勢の要請が1件あるといいます。point 310 | 1

年1000件の児童に対する性的暴行事件.point 26 | .

カザフスタンでは2010～14年の間に、年1000件の児童に対する性的暴行事件が発生しています。今年、施行された新しい法律はこうした状況を受けてのものだったようです。新法の下、児童に対する性的暴行罪には、薬による去勢にくわえて最大で20年の懲役刑が科されます。point 216 | 1

ただし外科手術による去勢とは異なる為、ほとんどの場合は回復すると考えられています。薬によって性的衝動は抑制されるのですが、その後ずっと欲望を感じなくなるわけではありません。また同法の下では、性犯罪を防止する必要性に応じて一度薬が注射されるだけです。実は1940年代にも同様の試みが行われたことがあります。しかし当時の経験から言えば、これによって必ずしも将来的な犯行が防がれるわけではなく、この点について批判する意見も多く見られました。去勢を実際に行うのは、各地の精神・神経科の診療所の医師です。また去勢剤は、もともとはガンの治療薬として開発されたステロイド系抗アンドロゲン剤「シプロテロン」です。point 360 | 1

日本でも必要！？

世界では薬による去勢はそれほど珍しくありません。たとえば、2016年、インドネシアで14歳の少女が暴行殺害された事件で、犯人に対する薬による去勢が認可されています。

またポーランド、韓国、ロシア、オーストラリア、アメリカのいくつかの州などでも、刑期を短くするかわりに注射を受けることに同意した犯罪者に対して行われている国もあります。日本でもいつかこのような対策が取られるのでしょうか？もし性的暴行が減るのなら大賛成なのですが…。

まとめ

一刻も早く、性的犯罪がこの世界から無くなってほしいものです。