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世界で何が起こってるの?「尖閣諸島」の知識


尖閣諸島のニュースを聞いて、尖閣諸島の存在を初めて知った人が多い傾向があります。そもそも、尖閣諸島があまり知られていなかったのは、日本の領土の中でも特徴がないからです。まず人が住んでいません。昔は、尖閣諸島にも人が住んでいましたが、現在は無人島の状態が続いています。もう一つは、最南端でも最西端でもないため、学校の教科書にすら出てこないことです。そして、大きな島ではありませんので、注目されることもありませんでした。

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写真:Naverまとめ
ですが、ニュースで取り上げられるようになってから、多くの人がインターネット上の地図を見て、一体どのあたりにあるのかを確認したでしょう。分かりやすく言えば沖縄本島をよりも西側に観光で有名な石垣島がありますが、その石垣島よりももう少し西側にあります。台湾に近いところですが、中国の国境にも近いところです。
そもそも、なぜ最近尖閣諸島の問題が出てきているのかといえば、それは中国の考え方にあります。中国は尖閣諸島は日本のものではなく自分たちのものだと主張しているでしょう。これにはどのような意図があるかを考えれば、絶対に尖閣諸島を譲るべきではないことがわかります。point 339 | 1

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写真:レコードチャイナ
中国が尖閣諸島を自分たちの島だと主張しているのは、尖閣諸島が欲しいわけではありません。ですが、自分たちの島であることを主張すれば、やがて自分たちの領土になることを知っています。なぜなら、日本は領土問題で戦争を仕掛けたりすることはないからです。そのよい例が竹島でしょう。竹島は、戦後の混乱の中で韓国に乗っ取られた島です。日本の島でありながら、外国に乗っ取られた例は前代未聞ですが、実際にそのような島があるわけです。戦後、日本は外国に対して領土問題を主張する力が弱かったことも事実です。それを知っていながら放置した当時の政治家には大きな問題がありますが、報道していないマスコミも政治家同様大きな罪を犯したことになることを自覚するべきでしょう。いずれにしても、領土問題に関して戦後の日本は押しが弱い一面があります。point 415 | 1

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写真:ウィキペディア

中国としては、尖閣諸島を自分たちの島と主張すれば、やがてその島は自分たちのものになることを知っています。その後どのようなプランがあるかといえば、尖閣諸島を手に入れ、やがて沖縄本島を手に入れるような流れです。沖縄本島が中国に奪われるわけがないと思っている人もいるかもしれません。ですが、長い歴史を見れば、実際に難癖をつけて領土を取得したり、武力的に圧力をかけ領土を広げてきた国が多いです。大陸の国であるロシアや中国は特にその傾向が強いでしょう。それは、現在の国の領土の広さを見ればわかります。中国では、現在もチベットを侵略しており、自分たちのものにしようとしていますが、マスコミは取り上げようとしません。point 361 | 1

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写真:世界四季報
中国は沖縄本島を取得し、太平洋に出ることを計画の一つにしています。中国大陸側から見れば、太平洋にでるためには尖閣諸島から沖縄本島までの領土が非常に邪魔になっています。これを自分たちのものにできれば、太平洋に出ることができ、やがてアメリカと対峙することができるようになるでしょう。現在は少し弱まっていますが、アメリカは世界の警察としての役割があります。中国の一番の目標は世界の警察としての役割を果たしたいと思い、最終的にアメリカと対峙し、自分たちが世界を支配する国になることを望んでいます。これは、昔から中国には中華思想と呼ばれる考え方があり、世界の中心は自分たちであることを認識しているからです。その第一歩が、日本のマスコミを支配し、尖閣諸島と沖縄本島を奪うことです。point 392 | 1

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写真:YouTube
日本人は、尖閣諸島問題を単に領土問題と考えるのではなく、中国がどのような意図で尖閣諸島をほしがっているかをっておく必要があります。それを前提にして自分たちの領土問題を考えていかないと、歴史的な問題を追い求めることだけで終わってしまい、本質が見えなくなるでしょう。

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