公共交通機関には必ず設置されている優先席。この優先席をめぐり乗客同士でトラブルになるケースも少なくありません。
そんな中、とあるネット掲示板で「若い人が優先席に座っているという理由で老人が顔面を蹴った」というとても衝撃的な投稿があり、賛否両論が相次いでいました。
優先席に座っていた若者の顔をドロップキックでお見舞いした老人
それは韓国での出来事。
過去、とあるバスで撮影された写真が一時期話題となっていました。
それは70代とみられる老人の男性が、バスの手すりの上の部分を握っては、優先席に座っていた若い男性の頭をドロップキックしている写真なのですが、老人は健康に見える若い男性が優先席に座っているのに対し「席を譲れ!」「配慮がない」と怒ってしまったようです。
とんでもないキックですね…
当時の写真を公開したネットユーザーは「優先席に座っていた若い男性に向かって〇力をはたらいている」と投稿し、ネット上で波紋を呼びました。その後、老人の〇力はしばらく続いたとのことです…
無くなることのない優先席をめぐる問題
これは万国共通だと思うのですが、あくまでも「優先席」であるため、老人や障害者や妊婦、小さい子どもをお連れの方など、日常生活において移動がなかなか困難な人である方はもちろんのこと、その日の体調が優れない方も利用できる席です。しかし、老人には配慮するのが当たり前、と考えている方も多く、このようなトラブルを引き起こしてしまうことも少なくはありません。日本でもこの件に関したトラブルは多いことでしょう。
これに関しては人それぞれの気持ちの問題なので、何が正しく、何が間違っているという問題ではありませんが、いくら若者が優先席に座っているからといってドロップキックは少しやりすぎではないでしょうか?
万が一席を譲ってほしくても、なかなか譲ってもらえない…という場合は、言葉で解決するのが先決だと思いますね。
それにしても、「あんな過激なドロップキックができるほどなら、譲らなくてもいいのでは」とつい思ってしまいますね。
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