２０歳になると法的に大人と認められタ〇コを吸うことやおさけを飲むことができるようになります。成人式の後、かつての同級生たちと集まっておさけを飲み思い出話に花を咲かせるなんてことがあった人も多いでしょう。「アル〇ール」は大人になって社会に出ると自分が考えるより、目にする機会が増えます。それは、社会人としてのお付き合いとして「呑む」ことが増えるのです。

少し前は「飲みニケーション」なんて言う言葉も流行るくらい。つまり「アル〇ールの力を借りて、コミュニケーションをより円滑に親睦を深めよう」という感じなのです。ですが、誰もがアル〇ールが好きかと言ったらそうではありませんよね。人それぞれ好き嫌いがあるように、飲める飲めないがあってもおかしくないのです。また、飲みたい気持ちはあっても体質的に飲めない人もいるのです。point 234 | 1

あなたは飲まない、飲めない人に対して「おさけが飲めないなんて…」と同情したりしていませんか？それは一種の偏見かもしれませんよ。このアル〇ールに対する世間の考え方にある人が自身の考えを訴えました。

風潮をやめてほしい

そうした考えに対して苦言を呈したのが、「みちょぱ」の愛称で知られる、ギャルモデルの池田美優さんです。２０１８年の年末に受けたアレルギー検査の結果をツイッターで公表し、アル〇ールが飲めない人や飲まない人への理解を求めました。

池田さんは検査の結果、アル〇ールに弱い、いわゆる「下戸タイプ」であるとツイッターで公表しました。アル〇ール分解がとても遅く、少量のアル〇ールでも頭痛や吐き気を起こしやすく、急性アル〇ール中毒にも注意が必要だといいます。続けて、周囲の人たちから「大人なったら飲めるようになる」や「慣れていけば飲めるようになる」と、いわれてきたことに触れ、「みんながみんな、そうじゃない」とつづっています。さらに、池田さんはこうも訴えかけました。point 272 | 1

「よく大人とかには、大人なったら飲めるよ〜とか、あたしも最初は全然飲めなかったけど慣れていけば飲めるようになるとか散々言われたけどみんながみんなそうじゃないってことわかってほしい笑たしかに慣れは多少あるかもしれないけど、おさけ飲まないとノリ悪いみたいな風潮も無くしてほしい切実に。笑」

共感多数

池田さんは、２０１８年に２０歳になったばかりです。アル〇ールに対する社会の認識のズレを指摘しただけでなく、自身と同じような検査の必要性も呼びかけています。１０代の若者を中心に人気を集める池田さんの呼びかけは反響を呼び、「よく言った！」「飲めない人をカバーできてこそ大人」「おさけが飲めない人への偏見、嫌だよね」とさまざまな共感するコメントが多く寄せられました。

このように、大人になると飲み会に出席する機会も増え、アル〇ールを飲むことが当たり前という認識になります。しかし、全員がそういうわけではないことを、私たち一人ひとりが覚えておくべきです。飲める人も飲めない人も自分のペースを守ってこそ、アル〇ールが本当の意味でコミュニケーションの円滑剤になるのではないでしょうか。point 213 | 1