26日深夜、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが自身のブログを更新。宮城県の村井嘉浩知事に義援金を贈呈したことを報告しました!
サンドウィッチマンは、2011年3月11日に発生した震災直後、被災者を支援するため、16日に東北魂義援金を設立。また12年10月からは「震災孤児・遺児」の支援を目的にチャリティライブなどの活動を続けています。
伊達さんは「皆様からお預かり致しました義援金『1425万6796円』を宮城県の村井嘉浩知事へ手渡しして参りました」と伝え、村井知事、相方・富澤たけしとの3ショットをアップ。
続けて「震災から10年になる今年も、全国の皆さんからこうして東北の被災地を気に掛けて頂き、本当に嬉しく…心から感激しております。」と被災地を気に掛けてくれる人々に感謝の言葉もつづっています。
「これまでの10年で、東北魂義援金に寄せられ、我々が直接被災地に届けた金額は合計で【4億9,117万5,719円】になります。本当に凄い額です」と賛同者に謝意。
また、震災遺児・孤児の子供たちへの基金は、ある程度集まってきていると明かし、東北魂義援金の口座は変わらず継続しますが10年を機にこれからは形になる何か寄贈していくという考えを示している伊達さん。
具体的には被災地の公園などに子供達が遊べる砂場やベンチなどの設置を考えているとも明かしています。
当初、義援金口座を立ち上げた目的とは変わっては来ていますが、「これまで同様に賛同して頂ければ幸いです。」とし、「我々サンドウィッチマンがしっかり責任を持って、被災地の子供達のために何があれば良いのか考えて参ります」と継続的についての考えをつづっています。
また、富澤さんも同じくブログで、宮城県に寄付をしたことを報告。「震災から間もなく10年ですが、まだまだ全国からこれだけのお気持ちを預かることができるし、テレビやラジオを通じて東北に旅行に行かれた話や食べ物のお取り寄せ情報などに触れているので世間で言われるほど僕らは風化という物を感じていません」としています。
サンドウィッチマンの2人は2011年3月11日、テレビ番組のロケの最中に気仙沼で被災。共に宮城県出身の2人は、震災直後から被災者に寄り添う活動をずっと続けています。
以前インタビューに応じた伊達さんは「『支援』というと偉そうなので、僕らは『応援』って言っています」と述べていました。
まもなく3月で、震災から10年が経ちます。13日には東日本大震災の余震と言われる最大震度6強の地震が発生。自然の力にはかないませんが、今後再び被災者が出ることが無いように祈りたいものです。