歌手のhitomiさんは、2000年代に『LOVE 2000』『SAMURAI DRIVE』などの大ヒットし、現在は9年ぶりの単独ライブ・Billboard Live公演に臨んでいます。歌手として約30年にわたり活動を続けるなかで、プライベートでは4人の出産と3回の結婚を経験しました。hitomiさんは、「結婚観」や「家族との関係性」の変化について次のように語りました。

Q. 44歳に第4子を出産したのは、子だくさんな家庭を望んでいたからなのか？

A. 4人目も欲しかったです。でも、本格的な妊活はしていなくて、「自然にできたら最高だね」くらいの感じだったので、幸運でした。

Q. 高齢出産になるが、4人目ともなると余裕が生まれるものか？

A. 陣痛から産まれるまで、4人目が一番キツかったです。今思えば、最初の長女のときは一番ビビってましたけど実際には一番ラクで、あとは1人産むごとに辛くなる感じでした。

1人目は、2000グラム台だったんですけど、産むごとに出生体重も増えていって、第4子は3200グラムでした。胎児の数百グラムの違いも身体にはこたえるのかも、とも思いました。

Q. 大変さはご自身の年齢の部分も大きいですか。

A. 高齢「出産」も大変ですけど、高齢「育児」もペース配分を考えないと体力が持ちません。あとは6人家族なので、洗濯物も皿洗いも、やってもやっても終わらない（笑）。家事で1時間立ちっぱなしはザラです。

Q. ステップファミリー（子どもと一緒に結婚や同居をしてできた新しい家族・家庭）の一員になってわかったことは何ですか？

A.自分自身がステップファミリーの一員になってはじめてわかったことがたくさんあります。最近思ったのは、役割の決め方ですね。夫が「娘のよき理解者でありたい」と率先して前に出ていってしまうと当然、彼女を叱るような場面も出てきます。そのとき、内容によってはやっぱりずっと一緒に過ごしてきた私からの指摘のほうが娘もスッと受け入れやすいことがありました。

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