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日本のヤクザ・渡辺芳則の娘ってどんな人?


2012年に亡くなっている指定暴力団の五代目山口組組長(二代目山健組組長や健竜会初代会長なども歴任)だった渡辺芳則氏には娘が一人います。その娘については名前など詳細情報はわかっていませんが、人気お笑い芸人が特に多く所属している吉本興業からデビューする話もあったということがわかっています。

 


写真:Google

これは吉本興業の創業家の当主である林正樹氏によって語られた話で、きっかけは吉本に所属している歌手のフェイレイのライブに訪れた当時専務だった大崎社長が大物芸人から頼まれたことだったとされています。そのフェイレイのライブには渡辺芳則氏の娘も訪れており、渡辺芳則氏とつきあいがあったその大物芸人が娘本人もしくは渡辺芳則氏から話を持ち込まれて大崎社長に伝えたものでした。歌手になりたいと切望していた彼女は実際に吉本で担当社員がついており、デビューに向けて歌のレッスンも受けていました。ところが、いろいろと事情が重なった結果、結局デビューする話そのものがなくなったのです。point 346 | 1

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写真:minedc.com

ちなみに、山口組系に関しては世襲制ではありませんので後継者となる実子がいる必要はなく、ほとんどの歴代の組長には子供も妻もいませんでした。これは何かあった際に妻子がいると人質にとられるなど弱みとなって抗争の足手まといになるという考えからです。そのため、渡辺芳則氏も妻はおらず、愛人はいたこともありましたが、実子もいませんでした。では今回出てきている「娘」とはどういう存在なのかといえば、彼女は渡辺芳則氏が迎えた養女でした。そのため、血のつながりはなかったのです。point 299 | 1

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写真:matome.naver.jp

渡辺芳則氏自身は逮捕歴があるなど組長としての威厳を持つ人でしたが、実際のところ、組内では人格者であったということで知られています。平成7年に起きた阪神・淡路大震災の際には救援活動が遅れがちだった政府よりも素早く行動し、近隣の住民などへ食料の配布や防災用品など必要となるものを届けるなど救援活動を積極的に行っていました。娘の歌手デビューの話に関してはやはり一般的な親と同様に娘可愛さで話をしたところ、友人でもある大物芸人が話を通してくれたといった経緯があったのではないかといわれています。point 317 | 1

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写真:01.gatag.net

また、渡辺氏の娘に関しての情報はほとんど出回っていません。すでに亡くなっているとはいえ、かつての組長の娘だったということで彼女になんらかの被害が出ないようにと配慮された結果なのではないかとされています。山口組系は実力のある者が次期組長となるようになっており、子供がいたからといって次期組長にそのままなれるということはあり得ません。ましてや、渡辺氏の娘は女性であり、そういった組のトップに立つといったことは状況から考えてもないでしょう。しかし、女性として普通の静かな幸せを得たいと考えた場合、山口組系の元組長の娘だという事実はその人生に大きな影響を与えることは間違いありません。そのため、関係者などもそういった情報については洩らすことは少なく、今現在どういう暮らしをしているのかといったこともわかっていません。ただ歌手志望であったということから、音楽関係の職についている可能性はあると考えられています。point 471 | 1

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写真:quiizu.com

養女とはいえ、組長だった父親と直接過ごすことができる時間というのはそれほど多くはなかったはずで、親子らしい時間をたくさん過ごせたのかということは疑問も残ります。とはいえ、娘のデビューを願うほどには親としての愛情もあったということですから、もしあのままレッスンを受け続けていれば、渡辺氏の娘が歌手としてデビューしていた可能性もありました。渡辺氏引退後に組長となった6代目も非常に謙虚で、震災の際には救援活動を真っ先にしていました。そんな人物達に囲まれて育った渡辺氏の娘もその精神を受け継いでいることでしょう。point 322 | 1

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