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【大暴露】福島原発問題、福島の政治家が遂に暴露した内容とは、、?


東日本大震災から7年が経過


写真:blog.goo.ne.jp

安倍首相は去年(2017年)を一つの“節目”と考え、それまで3月11日に合わせて開いてきた首相記者会見を取りやめた。しかし、福島原発から放射能が垂れ流しになっている状況はまったく変わらず、海も汚染され続けている。大手メディアに“忖度”の嵐が吹き荒れ、「放射能」という言葉を用いることさえ躊躇うほど萎縮した今、いったい誰がこの国のことを本当に愛し、真剣に将来の国民の幸せを考えているといえるのだろうか?そのような中、放射能問題を真正面から取り上げ、真実を叫び続けながら孤軍奮闘してきた福島の政治家がいる。福島県広野町議会議員の阿部憲一氏だ。阿部氏が語る福島原発に関する真相を見ていこう。point 359 | 1

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原発のセールスのための復興


写真:YouTube

阿部憲一氏(以下、阿部)は、福島原発事故の直後から、放射能汚染や被爆の問題を調べてきたそうだ。2011年の夏ごろから年末にかけ、福島の数多くの市民が軟便や喉の異変などの被爆症状を訴えた。阿部氏は事故直後、普段はできない口内炎に珍しくなった。このような状況が現実に起きているにもかかわらず、地元のテレビ・新聞はほとんど放射能問題を取り上げないのが現実だ。そのため、多くの住民は現状に慣らされ、「ここに住んでも大した問題にはならない」と考えている。そして、いざ放射能問題を取り上げると、「復興妨害」「風評被害を助長」と厳しい言葉を浴びせられる。point 343 | 1

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写真:imperiya.by

福島の復興は経済産業省の主導で行われているが、「高度汚染地域に住民を戻して、地域を発展させる」というのが政府の意向である。あの震災と原発事故の影響で、日本は原発50機もの輸出が困難になった。そこで、それまでは「原発は安全」として売り込みしていたのを、高濃度の汚染地帯に住民を戻して、自分たちの手で除染をさせ、「あんな過酷な事故があっても、ほらこの通り、住民が戻って普通に暮らしていますよ」というセールスに切り替えようとしているのだ。国や県はJヴィレッジを復興のシンボルにして、その近くにわざわざ新駅までつくり、飯館村(福島県相馬郡)を“モデルルーム”のように位置づけている。これは原発事故の後、IAEAやOECDなどの学者たちによるシンポジウムで意思の統一が図られているのだ。つまり、すべてはアベノミクスの成長戦略の柱に位置づけている原発のセールスのための復興なのです。そして、その手足となって動いているのが地元の一部の町長やNPOだということ。阿部氏は自分の町が避難者のことを無視して政府の手足のように動いていることに我慢がならず、2015年11月の町議会選挙で何とか滑り込むことができ、それ以来、放射能汚染・被曝・避難の問題に取り組んでいるそうだ。point 590 | 1

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動植物の奇形の増加問題


写真:bluedolphine.blog107.fc2.com

ネット上には、福島の高濃度汚染地域にいると(人体で特に柔らかい部分である)耳たぶが溶け始めるというウワサも囁かれているようだが、その真偽はどうなのだろうか? また、被爆による癌の発症率は増加しているのだろうか?以上の気になる問題について、阿部氏は「耳が溶けるという話は聞きませんが、動植物の奇形は増えていますね。癌に関しては、実はこれまでと比較して顕著な違いは見られないのですが、心筋梗塞の患者は県のデータで2010年から2011年にかけて10%以上も増加しており、これはやはり被爆の影響ではないでしょうか。」と語った。point 351 | 1

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対外防衛的側面からも原発は危険!

福島の政治家、阿部氏はこれまで放射線や原発問題について追及しているが、もちろん原発に反対している。さらに阿部氏は、「原発は人が動かすものだし、東京電力は原発事故の前にも現実の危険性やデータの隠蔽を繰り返してきました。そして対外防衛を考えても原発は極めて危険です。もしも、北朝鮮がミサイルを衛星で誘導する技術を持ち、原発が狙われたら日本は大惨事になるでしょう。そのようなミサイルでなくても、潜水艦で日本海側の原発に近づこうとする国はあるかもしれませんよ。」point 243 | 1

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写真:blogman55.com

続けて、「そして、現在までに3500兆ベクレルほどのトリチウムの汚染水が福島第一原発の敷地内のタンクに溜められており、原子力規制委員会はこれを太平洋に流そうとしています。日々、西の阿武隈山地から流れてくる地下水を汚染水として混ぜ込んで薄めても、放出されるトリチウムの総量は変わりませんから、薄めれば流しても問題ないという話ではないでしょう。それに、地上でも放射能汚染・被爆・移住の問題は解決されていません。原発は廃炉にしても危険だという意見もありますが、燃料棒を安全な施設に搬出し、放射線や放射性物質の漏れがないようにすることで危険性は減らせるのです。」と語った。point 348 | 1

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まとめ


写真:www.tbc-sendai.co.jp

このまま、東日本大震災と福島原発事故を忘れるかのように2020年のオリンピックを迎えることが日本人として正しいことなのだろうか? はなはだ疑問である。

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