福岡県・福岡市早良区で2019年6月4日19時ごろ発生した、車6台以上が絡む福岡暴走事故。この高齢ドライバーが巻き起こした事故の一部始終を記録したドラレコ動画が公開され、さっそくネット上では話題になっています。
また、動画には「早送りにしか見えない」「これは避けられない」など驚きの声が寄せられています。
6月4日夜、またもや高齢ドライバーによる複数の車を巻き込んだ追突事故が発生しました。
事故は東西方向の「明治通り」と南北方向の「原通り」が交差する福岡市早良区百道の市道交差点付近で、ワゴン車が道路を逆走して車5台と衝突し、ワゴン車の2人が死亡、7人が負傷した多重衝突事故でした。
ワゴン車が交差点から約700メートル南で前の車に追突した最初の事故直後から、アクセルを緩めることなく急加速しながら逆走していたことが、捜査関係者への取材で判明しています。
また、福岡県警が現場付近の車両から入手したドライブレコーダーや、周辺の防犯カメラの映像などを解析したといいます。
現場では目立ったブレーキ痕は確認されていないことから、県警はワゴン車を運転し死亡した高齢男性が、何らかの理由で正常な運転操作ができなくなった可能性もあるとみて、捜査を進めているそうです。
そしてネット上に公開された動画がこちらです↓
福岡 事故一部始終 pic.twitter.com/y6LYx4V5Kx
— なんJ迷言bot (@jbot26830444) June 4, 2019
福岡市早良区の事故|突入車運転の男性、運転免許返納を検討|周囲のカメラ映像を見るとどうしようもない事故だと思う。速度超過、逆走、信号無視等など。 pic.twitter.com/R404MwhCkQ
ADVERTISEMENT — まさひろお父さん (@kamuigaiden) June 5, 2019
投稿された動画のツイートには、「早送りにしか見えない」「これは避けられない」など、多くの人からの驚きの声が寄せられています。
この事故により死亡したのは、ワゴン車を運転していた福岡市早良区原3の小島吉正さん(81)と同乗していた妻節子さん(76)と判明しています。小島さんは出血性ショックで、節子さんは胸部の外傷で亡くなりました。
他にも複数の車両が事故により巻き込まれており、搬送された14~52歳の男女計7人のけがの程度は不明だが、命に別条はないというので、幸いでした。
また、小島さんは現場の交差点から約1.4キロの近所に在住していたそうで、友人の70代男性によると、小島さんは数年前から地元の自治会長を務めており、地域の信頼が厚かった。ほぼ毎朝近所のゴルフ練習場に通うほど元気で、節子さんともよく一緒に外出していたといいます。
また男性によると、事故を起こした小島さんは「『免許更新をした際の認知機能検査でも問題がなかった』と言っていた。最近も車に乗せてもらったが運転にも問題がなかった。信じられない」と語りました。
またもや高齢ドライバーによる死亡事故が発生し、ネット上からはこんな声が上がっています。
「これは対処無理だわ 周りのドライバーが凍り付いた瞬間がよくわかる」
「第二の飯塚幸三かな?」
「定年退職と同時に一旦免許を返納して、もう一度受け直して合格すれば再度免許発行。そして、2年おきに技能講習もする。ということを義務化させれば高齢者事故は格段に減ると思います。」
「これ、100キロ以上出てるんちゃうの?」
またも高齢者による交通事故・・・連日ニュースで報じられるも、なかなか事故は減らないもんですね。免許返納の義務化がなされるべきなのでしょうか?