1月15日に放送された『ジンギス談！』（HBC北海道放送）で、お笑い芸人のオリエンタルラジオ・藤森慎吾が、デビュー当時に先輩から妬まれ、ひどい仕打ちを受けたことを明かしたことで話題になっています。
2005年、養成所時代に「武勇伝」ネタで人気が出たオリラジは、デビュー1日目からレギュラー番組を持つなど、異例中の異例の扱いを受けていました。当時、エンタの神様という番組にも多く出演していたり、子供から大人まで爆発的な人気を博していました。
デビューして１年目にも関わらず、周囲から入れの扱いをされていたオリラジは、吉本の社長からもこのような言葉をかけられたそうです。
「吉本は君らのために劇場も作る」
その後、渋谷のヨシモト∞ホールは、当時オリラジのレギュラー番組でネット配信していた「ヨシモト∞」のスタジオとして使うためにオープンしたといわれています。
藤森曰く、初めて買った車はジープで、1年目の芸人とは思えない贅沢な生活をしていたんだとか。１年目で高級マンションに引っ越すなど、それだけお金に余裕もあったといいます。そんな会社をあげてブレイクしたオリラジに対して、先輩の妬みはすさまじかったそうです。
「やっぱりもう、すごかった、当時。言い方悪いけど、嫌がらせが」
藤森はこのように語りました。
次長課長の河本淳一、品川庄司の品川とタカアンドトシのトシがいる楽屋に挨拶に行き、楽屋で寝そべる3人に「初めまして、オリエンタルラジオです！ 1年目です！」と2人が挨拶すると、「あれ？ 君たちが噂の天才君ですかー？ 」と寝そべりながら品川が言うと、河本もそれに加わり嫌味を言う。トシも止めずに、品川と河本の後輩いびりをニヤニヤしながら傍観するだけだったと、当時を振り返りました。
藤森は続けて、「怖くて、それからぱたっと（心を）閉じちゃって」と語り、それを機にルミネがトラウマになったといいます。ほかにも、関西勢はもっとあたりが強かったらしく、「怖かった」と当時を振り返りました。
さらに、番組内で共演したオリラジの1つ後輩・桜稲垣早希も、「後輩もみんなオリラジさんの悪口言ってました」と話すほど、全方位から妬まれていたようです。
そんなオリラジもブレイクは長くは続かず、次々に若手がブレイクしていく中、オリラジの人気もどんどん急降下していきました。しかし、そんなオリラジを救ったのは、藤森のチャラ男ネタでした。
これが藤森の人生の転機になったそうで、オファーが続出したといいます。
現在、オリラジの二人はマルチに幅広く活躍しています。二人に嫌味を言った人たちも、今では2人のことを認めていることでしょうね！