6月13日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に、同局の佐々木恭子アナウンサーがアシスタントとして出演。番組内でお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんがステマいじりをし、困惑するひと幕が見られました!
この日の番組では、元フジテレビの人気アナで、現在はフリーとして活躍する加藤綾子さんの結婚発表の話題を取り上げていました。また、フジテレビのアナウンサーに対してハイステータスのイメージや周囲が抱く羨望についてトークを展開。
そんななか、MCの東野幸治さんが、ゲスト出演した元読売テレビアナウンサーの川田裕美さんに対し「読売テレビのアナウンサーからすると、東京のフジテレビのアナウンサーって違うんですか?」と質問。
すると、川田さんは「雲の上です」とコメント。ここで松本さんが「読売テレビのアナウンサーでは、ステマはできないもんね」とツッコみ。フジの女子アナらによるステマ疑惑をイジったのです。
佐々木アナは突然、後輩らの騒動を蒸し返され「該当者は本当に反省していますが、ステマではありません」と説明。フジテレビ側が「ステマに当たらない」と発表した意向に沿った釈明を行いました。
松本さんは笑いながら「ピリッとさせてすみません」と謝罪し、スタジオを沸かせていました。
フジテレビの一部の女子アナらは、無料サービスを受けることを対価として、自身のSNSアカウントにて美容室の宣伝を行う、ステルスマーケティングを行ったのではないかとの疑惑を報じられていました。
同局は該当者に聞き込み調査を実施したと発表し、「ステルスマーケティングにはあたらないと考えております」としていましたが、5月28日にはヒアリング調査の中で、「社員就業規則に抵触する行為が認められました」とも説明しています。
女子アナらが金品を受け取っていたわけではなく、本来有料のサービスを無料にしてもらっていた点が、フジテレビとしてはステマに該当しない理由と考えたのではないでしょうか。
今回、松本さんからステマ疑惑をイジられ、即座に該当者アナらの反省を強調しつつ、「ステマではありません」と釈明した佐々木アナでしたが、ネット上では違和感を覚えたとする声も多くあがってしまったようです…。
『あれがステマじゃないなら何がステマの定義なのか』『ステマじゃなければ該当者は一体何を反省しているの?』『“あれはステマにあたらない”じゃなくて“こういう理由でステマにあたらない”という具体的理由が知りたいんですけどね』
ただ、フジテレビ側はステマではないとはいえ、社員の就業規則には抵触していたことは認めているので、佐々木アナの説明は“就業規則の違反により世間に誤解と騒動をもたらしたことを反省している”という意味が込められていたのかもしれませんね。
松本さんのツッコミに佐々木アナは、角が立たぬよう冷静に事態を説明したのではないでしょうか…!?